和歌

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 万葉集、「桜児伝説(さくらこでんせつ)」の歌を紹介します。

 春さらば かざしにせむと 我(あ)が思ひし 桜の花は 散り行けるかも
「春になったら、髪に挿そうと私が思っていた桜の花は散ってしまったことだ」

「桜児伝説(さくらこでんせつ)」とは、桜児と呼ばれる娘が、求婚する二人の男が激しく争うのに耐えかねて、「一人の女の身で、二人の男のもとに嫁ぐことはできない」と命を絶ち、遺された二人の男達は、悲しみに堪えず血の涙を流すという話です。明日も関連した和歌を紹介します。

 では、拙首です。

 菜の花や モクレンや梅 さまざまな 春の訪れ 自然が告げる

 

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このページは、宝徳 健が2010年3月13日 04:09に書いたブログ記事です。

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