和歌

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 万葉集の歌を紹介します。誰の歌でしょうか?

 三輪山を 然(しか)も隠すか 雲だにも 心あらなも 隠さふべしや
「三輪山をそのように隠すのか。せめて雲だけでも心があればよいのに。隠してよいものか」

 額田王(ぬかたのおおきみ)の歌です。私が大好きな歌人です。天地天皇と大海人の皇子との恋の駆け引きのときは、女らしい歌を詠う彼女ですが、出陣となると男も顔負けの歌を詠みます。この歌は、明日香から近江京に遷るときの歌です。


 では、拙首です。

 雄大な 日高の山と 襟裳岬 アナウンスより ふと窓を観る

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このページは、宝徳 健が2010年3月21日 08:45に書いたブログ記事です。

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