このシリーズは右のカテゴリー「和歌」に格納されています。
万葉集、大伴家持の歌を紹介します。
ぬばたまの 夢にはもとな 相見れど 直(ただ)にあらねば 恋止まずけり
万葉集、大伴家持の歌を紹介します。
ぬばたまの 夢にはもとな 相見れど 直(ただ)にあらねば 恋止まずけり
「ゆめではしきりに逢うことができたけれど、直に逢ってはいないから、恋しさが止まらない」
家持はこの頃、五月に出張で奈良に行くことが決まりました。それで、都に残してきた妻が恋しくなったようです。「恋ふ」とは、すぐに逢えない相手を思うことでした。
では、拙首です。
雪がまじり 桜花咲き 梅残る なんとも言えぬ 天のいたずら
家持はこの頃、五月に出張で奈良に行くことが決まりました。それで、都に残してきた妻が恋しくなったようです。「恋ふ」とは、すぐに逢えない相手を思うことでした。
では、拙首です。
雪がまじり 桜花咲き 梅残る なんとも言えぬ 天のいたずら
コメントする