このシリーズは右のカテゴリー「和歌」に格納されています。
万葉集、大伴家持の歌を紹介します。
玉櫛笥(たまくしげ) 二上山(ふたがみやま)に 鳴く鳥の 声の恋しき 時は来にけり
万葉集、大伴家持の歌を紹介します。
玉櫛笥(たまくしげ) 二上山(ふたがみやま)に 鳴く鳥の 声の恋しき 時は来にけり
「二上山に鳴く鳥であるほととぎすの声が恋しい時がきたことだなあ」
旧暦では一ヶ月が三十日までの「大の月」と二十九日までの「小の月」とがあります。三月は「大の月」です。旧暦三月の末日は、三十日でしたから、この歌の詠まれた三月三十日は三月の晦日となります。
旧暦の「春」は一月から三月までの三ヶ月。この日三月の末日は、春の終わりの日となります。一夜明けて四月一日はもう、ほととぎすの季節である夏を迎えます。情緒がありますね。なんで、西洋暦なんかにしたんだろう。明治政府の失策です。
では、拙首です。
現実と 理想のはざまに 身をおきて 心痛むは 自分の在り方
旧暦では一ヶ月が三十日までの「大の月」と二十九日までの「小の月」とがあります。三月は「大の月」です。旧暦三月の末日は、三十日でしたから、この歌の詠まれた三月三十日は三月の晦日となります。
旧暦の「春」は一月から三月までの三ヶ月。この日三月の末日は、春の終わりの日となります。一夜明けて四月一日はもう、ほととぎすの季節である夏を迎えます。情緒がありますね。なんで、西洋暦なんかにしたんだろう。明治政府の失策です。
では、拙首です。
現実と 理想のはざまに 身をおきて 心痛むは 自分の在り方
コメントする