このシリーズは右のカテゴリー「和歌」に格納されています。
昨日まで、大伴家持の人生を辿ってみました。今日から、柿本人麻呂(かきのもとひとまろ)の人生をみていきましょう。
石見(いはみ)のや 高角山(たかつのやま)の 木(こ)の間(ま)より 我が振る袖を 妹(いも)見つらむか
笹の葉は み山もさやに さやげども 我れは妹思ふ 別れ来(き)ぬれば
昨日まで、大伴家持の人生を辿ってみました。今日から、柿本人麻呂(かきのもとひとまろ)の人生をみていきましょう。
石見(いはみ)のや 高角山(たかつのやま)の 木(こ)の間(ま)より 我が振る袖を 妹(いも)見つらむか
笹の葉は み山もさやに さやげども 我れは妹思ふ 別れ来(き)ぬれば
人麻呂が石見の国から妻に別れて上京するときに詠んだ歌です。当時人麻呂は役人として石見の国府にいたようです。
当時、旅行は大変だったので人麻呂が、家族を都へ遺して単身赴任したと思われます。だから、赴任地の石見で新しい妻を娶ったんだと思います。現地妻ですね。だから、いざ、状況となると、妻子がいる都には、現地妻は連れて行けません。まったく再会のあてがないこの別れ・・・。
さて、拙首です。
日々日々に 高まりつつある 仕事にて 満足心を いかにか抑えん
当時、旅行は大変だったので人麻呂が、家族を都へ遺して単身赴任したと思われます。だから、赴任地の石見で新しい妻を娶ったんだと思います。現地妻ですね。だから、いざ、状況となると、妻子がいる都には、現地妻は連れて行けません。まったく再会のあてがないこの別れ・・・。
さて、拙首です。
日々日々に 高まりつつある 仕事にて 満足心を いかにか抑えん
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