和歌

| コメント(0) | トラックバック(0)
 このシリーズは右のカテゴリー「和歌」に格納されています。

 昨日まで、大伴家持の人生を辿ってみました。今日から、柿本人麻呂(かきのもとひとまろ)の人生をみていきましょう。

 石見(いはみ)のや 高角山(たかつのやま)の 木(こ)の間(ま)より 我が振る袖を 妹(いも)見つらむか

 笹の葉は み山もさやに さやげども 我れは妹思ふ 別れ来(き)ぬれば
 人麻呂が石見の国から妻に別れて上京するときに詠んだ歌です。当時人麻呂は役人として石見の国府にいたようです。

 当時、旅行は大変だったので人麻呂が、家族を都へ遺して単身赴任したと思われます。だから、赴任地の石見で新しい妻を娶ったんだと思います。現地妻ですね。だから、いざ、状況となると、妻子がいる都には、現地妻は連れて行けません。まったく再会のあてがないこの別れ・・・。

 さて、拙首です。

 日々日々に 高まりつつある 仕事にて 満足心を いかにか抑えん

トラックバック(0)

トラックバックURL: http://www.soepark.jp/mot/mt/mt-tb.cgi/844

コメントする

月別 アーカイブ

Powered by Movable Type 4.261

このブログ記事について

このページは、宝徳 健が2010年4月30日 06:26に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「昭和の日(4月28日の日誌)」です。

次のブログ記事は「どの本よりわかりやすい南総里見八犬伝」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。