和歌

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 今、大河ドラマで大人気の坂本龍馬の歌を紹介します。


 藤の花 今をさかりと 咲きつれど 船いそがれて 見返りもせず
 坂本龍馬は、司馬遼太郎氏がこの世に復活させました。それまでは、まったく忘れ去られた存在だったのです。司馬遼太郎氏の「竜馬が行く」を是非お読み下さい。
 
 私の事務所の近くに天満橋(てんまばし)というところがあります。淀川にかかる橋です。昔は、ここから淀川をさかのぼって伏見まで行く船が出ていました。龍馬はこれに何度も乗りました。暗殺される一ヶ月ほど前にもこの船に乗りました。このとき、彼には珍しく和歌を残しています。それが、今日紹介した歌です。

 初夏で、藤の花が淀川の堤に自生しているが、忙しいから振り向いて鑑賞することもできない、という意味でしょうか。

 さて、拙首です。

 自らを 知る努力して 自らと 向き合うことが 事の始まり

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このページは、宝徳 健が2010年6月 6日 06:33に書いたブログ記事です。

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