このシリーズは右のカテゴリー「和歌」に格納されています。
万葉集、山上憶良(やまのうえのおくら)の歌を紹介します。
一世(ひとよ)には 二度(ふたたび)見えぬ 父母を 置きてや長く 我が別れなむ
万葉集、山上憶良(やまのうえのおくら)の歌を紹介します。
一世(ひとよ)には 二度(ふたたび)見えぬ 父母を 置きてや長く 我が別れなむ
「この世では二度と逢えぬ父母を残して永遠に私は別れて行くのか」
大伴熊凝(おおとものくまこり)という人がいました。十八歳です。肥後の国(熊本県)に住んでいました。天平三年六月十七日、官命により都である奈良に向かいましたが、途中病に倒れて安芸の国(広島県)で亡くなります。その熊凝に気持ちになりかわって、憶良が詠んだ歌です。
では、拙首です。
雨明けて 川の水面に 田の水面 光はじけて 心はじけて
大伴熊凝(おおとものくまこり)という人がいました。十八歳です。肥後の国(熊本県)に住んでいました。天平三年六月十七日、官命により都である奈良に向かいましたが、途中病に倒れて安芸の国(広島県)で亡くなります。その熊凝に気持ちになりかわって、憶良が詠んだ歌です。
では、拙首です。
雨明けて 川の水面に 田の水面 光はじけて 心はじけて
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