和歌

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 万葉集、山上憶良の歌を紹介します。

 彦星の 妻迎へ舟 漕ぎ出(づ)らし 天の川原に 霧の立てるは
 「彦星の妻を迎えに行く舟が漕ぎ出したらしい。天の川原に霧が立っているのがみえる」

 七夕伝説は紀元前の中国で生まれています。中国の七夕伝説では、織姫が勇ましく馬を走らせて川を渡り、彦星に会いに行きます。でも、万葉集の七夕歌は、この当時の日本の結婚形態、妻問婚(つまどいこん)と同じく、牽牛が川を渡る歌が多いのです。

 さて、拙首です。

 筑紫嶋に 親類訪ね 友訪ね 昔話が さかりなりけり

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このページは、宝徳 健が2010年7月 3日 15:58に書いたブログ記事です。

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