このシリーズは右のカテゴリー「和歌」に格納されています。
万葉集、額田王の歌を紹介します。
あかねさる 紫野行き 標野(しめの)行き 野守は見ずや 君が袖振る
万葉集、額田王の歌を紹介します。
あかねさる 紫野行き 標野(しめの)行き 野守は見ずや 君が袖振る
「(あかねさす)紫草の野を行き、人が入らないようにしるしをつけておいた野を行って、あなたがそんなに袖を振るのが見えます。野の番人が見ていますよ」
この話には、裏話があります。額田王は、かつて大海人皇子(おおあまのみこ:後の天武天皇)の恋人だったのです。それを、兄の天智天皇が奪ってしまいました。にも関わらず、紫野で、大海人皇子が、額田王に手を振ったのです。袖を振るというのは、当時で、求愛の合図です。言い換えれば、天皇に対する反逆です。明日は、大海人皇子のこの歌に対する返歌を紹介します。
では、拙首です。
何事も 為そうとすると 必ずに 天が与えし 大きな試練
この話には、裏話があります。額田王は、かつて大海人皇子(おおあまのみこ:後の天武天皇)の恋人だったのです。それを、兄の天智天皇が奪ってしまいました。にも関わらず、紫野で、大海人皇子が、額田王に手を振ったのです。袖を振るというのは、当時で、求愛の合図です。言い換えれば、天皇に対する反逆です。明日は、大海人皇子のこの歌に対する返歌を紹介します。
では、拙首です。
何事も 為そうとすると 必ずに 天が与えし 大きな試練
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