和歌

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 暑い日が続きますね。みなさん、いかがお過ごしですか? 早く涼しくなってもらいたいので、長月(9月)の和歌を紹介していきます。

 陰暦で晩秋にあたる九月は「長月(ながつき)」といいます。古来より、最も和歌がよく詠まれた月は、陰暦皐月(さつき:ごがつ)です。その次が長月です。

 暦は、陰暦の方がいいですね。アングロサクソンの太陽暦は、情緒がない。彼らには月をみて詩を詠む情緒はありませんものね。秋の虫の音を雑音ととらえる民族なのですから。あ~、なんであんな情緒が無い民族に戦争で負けたんだろう。おかげで、日本の文化がむちゃくちゃになってしまいました。

 まっ、そんなことはいいや。和歌の紹介ですね。

 今こむと いひしばかりに 長月の 有明の月を 待ち出でつるかな 素性法師
「あの人がすぐ来ようと言ったばかりに、私はこの九月の長夜を待ち続け、とうとう有明の月に出会ってしまったことだ」

 秋の長い夜が恋とかけてよく歌われるのが和歌の特徴です。私は、長い夜は、恋を語るのではなく、酒をくらって寝てしまっていますが・・・。


 では、拙首です。

 御山にて 友と集ひて 書を輪わす きよらかなるかな わが心根は

 今日は、比叡山延暦寺にて、ひよこクラブです。パワースポットで、読書会、論語の素読をやります。とっても楽しみです。うんと浄化してきます。


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このページは、宝徳 健が2010年8月23日 01:40に書いたブログ記事です。

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