和歌

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 今日は、日誌は書きません。ごめんなさい。

 拙首だけです。

 瞬(またた)くに 光が走る 稲光(いなびかり) 稲と雷 その夫婦仲
 今日、大阪から岐阜に帰ってくるとき、すごい稲光が走りました。音も凄かった。きっとどこかに落雷しています。みなさん、なぜ、「稲妻(いなずま)」「稲光(いなびかり)」っていうかご存知ですか?

 「いなずま」(古来の表記は「いなづま」)の日本語の語源は稲が開花し結実する旧暦の夏から秋のはじめにかけて雨に伴い雷がよく発生し、その落雷によって大気中の窒素が田畑に固着されるため、落雷した稲穂は雷に感光することで実るという理解が生まれ、雷と稲とが配偶者同士、つまり夫婦だということで「稲妻」。稲穂に感光すので「稲光」となりました

 日本は別名「豊葦原の瑞穂の国(とよあしはらのみずほのくに)」と言われています。みんなで力を合わせて、稲も生えないような葦原を開墾し、稲が実る瑞穂にしようという意味です。天皇家を中心とした稲作文化の日本人は、恐ろしい雷まで、敬います。すばらしい文化ですね。

 ところで、「かみなり」の日本語の語源は、昔、雷は神が鳴らすものと信じられていたため「神鳴り」と呼ばれた為です。

 日本って素敵でしょ? 戦争に負けたからといって、アングロサクソンばかりを崇拝する必要はありません。

 アングロサクソンの言葉で、雷鳴はthunder(サンダーは雷鳴だけ)、稲妻は「lightning」です。「lightning」=光が走る。つまんね~。

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このページは、宝徳 健が2010年8月27日 19:06に書いたブログ記事です。

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