和歌

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 もうすぐ長月(九月)です。今日も月の和歌を紹介します。

 しばし待て まだ夜はふかし 長月の 有明の月は 人まどふなり 藤原惟茂
 面白い歌ですね。なんとも言えません。

 今日は、月のたとえを紹介します。

月の雫(しずく):露のことです。
月に磨く:月の光によってより美しくなること。
月の船:月が動いていく様子を、空を海にたとえて。
月の顔:月の光、または月そのもの。

 もうひとつ、形や見え方による月の呼び名です。
天満月:満月の別名。
弓張月:上弦または下弦の月の別名です。
月の剣:三日月の別名
薄月:かすんではっきりしない月。月光がほんのり光る夜は薄月夜。
雨月:雨の降る夜の見ることのできない月。
地球照:月の欠けている部分が地球の反射光で淡く光って見える状態。

 いいですね~。こういう言葉って大切にして後世に伝えていきたいものです。

 では、拙首です。

 地下深き 穴の中から 送られし 映像を見て 思わず息のむ

 アルゼンチンかどこかの国で、落盤事故で地中700メートルに閉じ込められた人たちの映像をニュースでみました。がんばれ! 全員無事に出られますように。

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このページは、宝徳 健が2010年8月29日 00:32に書いたブログ記事です。

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