誰にでもわかる大東亜戦争の真実

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 東京裁判のために準備され、その内容が公表されると、東京裁判が成り立たなくなることから、マッカーサーがストップをかけた「東條英機宣誓供述書」を解説しながら、大東亜戦争が侵略戦争ではなかったという至極当然なことを証明しています。

 日独伊三国同盟について、この供述書では、十~十二の三つのパートが書かれています。前回まで、十を解説しました。いかにアメリカに気を使っているかがわかります。何とか米国との戦争は避けたかった。でも、英米がそれを許さなかった。

 欧州でドイツとの戦闘が開始されたとき、英仏の戦力では、それに対抗することができませんでした。英国はどうしても米国の参戦を得たかったのです。それには、日米戦争にもっていくのが一番です。でも、ルーズベルトは、「戦争をしない」という公約をアメリカ国民に出していました。だから、「やむなく戦争になった」という状況が必要だったのです。英米は必要以上に日本を追い詰めます。これが、開戦にいたった大きな理由です。こういうことを、日本国民として知っていますか?

 十一と十二をまとめて説明します。

 結論として、三国同盟条約締結の目的は、いじめいじめられていた日本が、なんとか、国際的地位を確保と支那事変を解決しようとしたものであるということです。学校教育とまったく違いますね。日本は好んで戦争をしたのだというのが、戦後の誤った学校教育です。

 加えて、欧州戦争がアジアに波及しないためのものでもありました。東條英機は、この供述書の中で以下のように述べています。

「三国同盟の議が進められたときからその締結に至るまでこれによりて世界を分割するとか、世界を制覇するとかいうことは夢にも考えられておりませんでした。ただ、持てる国の制覇に対抗し、この世界情勢に処してわが国が生きていくための防衛的手段としてこの同盟を考えました。大東亜の新秩序というのも、これは関係国の共存共栄、自主独立の基礎に立つものでありまして、その後のわが国と東亜各国との条約においてもいずれも領土および主権の尊重を規定しております。また、条約にいう指導的地位というのは、先達者または案内者またはイニシアチブを持つ者という意味でありまして、他国を隷属関係に置くという意味ではありません。これは近衛総理大臣はじめ私ども閣僚等の持っておった解釈であります」

 侵略戦争ではないですね。日本人はもうそろそろ目を覚ましましょう。

 先の大戦は持てる国と持たない国の戦いだったのです。持っている国が持っていない国をいじめました。ブロック経済という名の下に・・・。持たない国が、がまんができなくなるまで苛め抜いて・・・。

 そうだ、オレンジ計画の話でしたね。

 1920年代の初めから、アメリカが、日本との戦争を想定した計画です。軍ですから、他国と戦時になったときのシミュレーションは当然やります(日本の自衛隊はなんと、これが認められていないのです。信じられないでしょ?)。でも、戦争に巻き込もうとした計画は、この概念から外れています。1919年に計画の作成が始まり、1924年に米国の陸海軍合同会議で承認されています。アジアに拠点がほしいアメリカは、その障害となる日本を取り除くために戦争をしたくて仕方がなかったのです。

 ここまでみても、まだ、大東亜戦争が日本の侵略戦争と思いますか?

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このページは、宝徳 健が2010年9月 4日 06:36に書いたブログ記事です。

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