和歌

| コメント(0) | トラックバック(0)
 このシリーズは右のカテゴリー「和歌」に格納されています。

 良寛和尚さんの面白い和歌を紹介します。
 
 いついつと まちにし人は 来たりけり 今はあひ見て 何かおもはむ
 良寛さんは、六十九歳の時に恋に落ちます。相手は三十九歳年下の貞心尼です。良寛さんは最初二通の恋文を降りますが、貞心尼は師匠の良寛さんへの気兼ねがあって返事を書きません。すると良寛さんは三通目の手紙で怒ります。慌てた貞心尼がいついつお伺いしますと返事を出すと、今度は返事を受け取った良寛さんが、うれしくて眠れなくなってしまいます。そのとき詠んだ歌です。
 良寛さんは、囚われない心があったから、みんなから好かれているのですね。

 では、拙首です。

 穂が刈られ 田の土あらわる 秋の田に 朝日を浴びて あそぶ白鷺 

トラックバック(0)

トラックバックURL: http://www.soepark.jp/mot/mt/mt-tb.cgi/1663

コメントする

月別 アーカイブ

Powered by Movable Type 4.261

このブログ記事について

このページは、宝徳 健が2010年9月21日 00:08に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「ブログ4周年」です。

次のブログ記事は「カウンセリングの技法」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。