和歌

| コメント(0) | トラックバック(0)
 このシリーズは右のカテゴリー「和歌」に格納されています。

 万葉集の和歌を紹介します。

 十月(かみなづき) しぐれの雨に 濡れつつか 君が行(ゆ)くらむ 宿か借るらむ
「十月のしぐれ雨に濡れながら、あなたは旅を続けていらっしゃるのかしら。それともどこかで雨宿りしていらっしゃるのかしら」

 和歌は、浄化のひとつです。人間修養のひとつです。昔の日本人は、それを、天皇陛下から庶民まで、みんなできたのです。すごい国民ですね。欧米では、詩をつくれるなど、ほんのひとにぎりの人間だっただけです。

 和歌を作ってみてください。作り方は、このシリーズの最初の頃を読んでいただければ書いてあります。素直に詠む。うまいとか、へたとか関係ない。日本人ならできます。日本人そのものですから。なんか変なアングロサクソンもどきの歌謡曲歌っても何にもなりません。

 では、拙首です。

 すきとおる 空気が魅せる 青空に 映える山肌 秋のおとづれ

 

トラックバック(0)

トラックバックURL: http://www.soepark.jp/mot/mt/mt-tb.cgi/1697

コメントする

月別 アーカイブ

Powered by Movable Type 4.261

このブログ記事について

このページは、宝徳 健が2010年10月 2日 03:12に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「軍部の独走を許したのは誰か(9月30日の日誌)」です。

次のブログ記事は「カウンセリングの技法」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。