このシリーズは右のカテゴリー「心理学」に格納されています。
カウンセリングには三段階がありました。
①リレーションをつくる
②問題の核心をつかむ
③適切な処置をする
リレーションを作るために「受容と支持」が必要でした。問題の核心をつかむために「繰り返し」「明確化」「質問」を勉強しました。
今は、③適切な「処置」を勉強しています。「処置」の中の「スーパービジョン」を勉強しています。今日は、スーパービジョンの中のシェーピングを勉強する約束でしたね。
例えば、ある女性と上手に会話ができないという学生がいるとします。そういうときは次のようなプログラムを作ります。
一週間目 授業のときに女性の隣に座る
二週間目 「今、何時ですか」と聞く
三週間目 ノートをちょっと見せてもらう
四週間目 お礼に何か本でも貸してあげる
五週間目 天気の話をする
六週間目 この授業に対する自分の感想を述べて、相手の感想を聞かせてもらう
このように順繰りにスキルを高めていきます。ひとつひとつをこなすたびにほめてやるのです。
さて、次回から「処置」の中のコンサルテーションを勉強していきましょう。
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