炎の陽明学(12月22日の日誌)

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 この日誌は右のカテゴリー「ひよこクラブ」と「SOEおすすめの本」に掲載されています。

 今日は天皇誕生日ですね。今上天皇陛下は百二十五代天皇陛下です。そのぐらい知っておきましょうね。昭和8年のお生まれです。おめでとうございます。「君が代は千代に八千代に」。

 さて、まったくすごい人がいたものです。この方を今まで知らなかっただなんて。

 支那の明の時代、王陽明によって樹立された陽明学は、人間一人ひとりを、それぞれの理と気を備えた小宇宙そのものであるとみなしました。生きている人間とは、密度の高い気の集合体であり、気の分散によって死を迎えます。しかし、人間は単なる気の集合体ではありません。肉体は気の集合体で出来ていますが、同時に、生まれた時から心を持っています。心即理、心はすなわち宇宙の本質である気にほかならないとします。

 「心を鏡のごとく磨け。人は磨ききった己の鏡の心をよりどころにして行動せよ。知っていながら行わないということは、まだ知らないに等しい」。この後半の言葉が知行合一(ちこうごういつ)です。

 理のみを説いた朱子学とは根本から違います。

 王陽明がすごかったのは、ただの学者や勉強家ではなく、軍人だったということです。普段の生活の中から自分を磨いていく、まさに、事上磨錬です。

 支那から伝来した陽明学は、葉隠れの武士道と結びついて、日本の土壌に根付きました。でも、評判が悪いのですね~。特に為政者からは。大塩平八郎、吉田松陰、河合継之助、西郷隆盛、三島由紀夫・・・。みんな、ことごとく壮絶な最期を遂げています。

 でも、いたのです。一人。もっとすごい人が。山田方谷(やまだ ほうこく)という方です。

 JR伯備線という、岡山から鳥取の米子市を結んでいる線があります。その途中に備中高梁というところがあります。ここが江戸時代備中松山藩でした。

 その藩政を見事に改革した人が山田方谷です。知れば知るほどすごい。徳川吉宗や上杉鷹山もすごいのですが、比べ物になりません。越後長岡藩の英雄河合継之助が三度土下座を繰り返して弟子入りを請うた人です。

 備中松山藩は、明治維新のときは、幕府軍側でした。でも、岩倉具視、大久保利通、木戸孝允は、十万両の借財をわずか八年で十万両の蓄財に変えた改革の巨人 山田方谷を明治政府に三顧の礼で迎え入れようとします。山田方谷は頑として首を縦に振りません。

 この本すごい。「炎の陽明学―山田方谷伝―矢吹邦彦著 明徳出版社」です。今、次の「ケインズに先駆けた日本人―山田方谷外伝― 矢吹邦彦著 明徳出版社」を読みます。

 昔の日本人はなんでこんなにすごいんだろいう。四書五経をはじめ古典を徹底的に学んでいたからですね。維新後、日本人は、それを捨て、西洋文化に走ろうとします。でも、それを必死になってとめたのが、明治天皇の教育勅語です。

 そして、大東亜戦争後、日本人は、自国を悪としてしまいました。世界で唯一自国を悪と定める憲法 日本国憲法を金科玉条のようにし、マゾ国家にしてしまいました。この江戸・明治を中心とした戦前のよさを否定しました。堕落してしまった今の私たち日本人にその資格はありません。

 戦後65年間、間違った道を私たち日本人は歩んだため、昔の日本人のすごさに触れると感嘆するのでしょう。この本、是非お読みください。

【昨日の行動検証】
朝ご飯:サンドイッチ、ホットドック 598キロカロリー
昼ご飯:寿司ランチ 恐らく600キロカロリー
晩ご飯:パンふた切れと野菜ジュース 200キロカロリーぐらい お酒は飲んでいません 2000キロカロリー以内。うれしい。

【行動検証】 
家→大阪事務所→江坂→大阪事務所→住道→家

  
1. ルーティン 13個(250/320 78.1%) 
①私は毎朝、自分及び関わる人、会社を、自分の状態と捉え浄化良いことも悪いことも)、過去形で望みを言い、その後お礼を言います。
②私は毎朝、家族を浄化し、過去形で望みを言い、その後お礼を言います。
③私は毎朝、社員及び会社を浄化し、過去形で望みを言い、その後お礼を言います。
④私は毎朝、般若心経・大祓詞・教育勅語を唱和します。
⑤私は毎朝、心構え試験 中級論語編の一章を暗唱します。
⑥私は毎朝、大学を一文ずつ暗唱していきます。
⑦私は毎朝、筆ペン習字、将棋の問題一問をやります。
⑧私は毎朝、神棚を拝礼し皇居と宗像大社を遥拝します。
⑨私は毎日、手紙を1通以上出します。
⑩私は毎日、ブログを1通以上3通以内書きます。
⑪私は毎日、後片付けの時間を10分以上とります。
⑫私は毎日、勉強を10分以上します。
⑬私は毎日、読書を 10分以上します。
⑭私は毎日、その日の仕事の次回方針を立ててから寝ます。
⑮私は毎日、和歌を一首つくります。
⑯私は毎朝、手帳を見てその日をイメージします。

2.期日目標(661/886 74.6%)
3つ:○3つ
 
3. 年間行動目標  (今年はあと9日)  
① 読書 目標200冊  現201冊 残り▲1冊 
②手紙 目標5000通 現在1661通 残り3339通 12月130通 

以下四つ割愛

Ⅱ 昨日の自分のベスト10 
①SBT社長とよい打ち合わせができた
②SBT社長から蟹を送ってもらった
③IWさんの助成金の資料が出来た(メールでやり取りも出来た)
④OTKさんからメールをいただいた
⑤TJさんからメールをいただいた
⑥住道で楽しく打ち合わせができた
⑦食事のカロリーをウォッチできている。やせたい。
⑧KRSさんからメールをいただき電話でも話せた
⑨仕事をよくサポートしてくれる
⑩息子がたくさん話をしてくれる
⑪YNさんがメールを返信してくれた

Ⅲ 昨日5回笑ったこと 
①SRTさんと打ち合わせをしながら
②住道で打ち合わせをしながら
③息子とたくさん
④たくさんいただいたメールを見ながら

Ⅳ 昨日5回感動したこと 
①お月さんきれいだなぁ
②和歌を詠みながら
③ローマ人の物語を読みながら
④いただいたお手紙を見て

Ⅴ昨日感謝したこと 
①SRTさんから蟹をいただいた
②たくさんの人と電話とメールでコンタクトがとれた
③仕事をよくサポートしてくれる
④息子とたくさん話せた
⑤あることに
 

【今日の私】

Ⅰ 生きるテーマ
 浄化することにより、慎独、事上磨錬という生き方を実践しつづける

Ⅱ 今日の行動予定
 大阪事務所→守口→大阪事務所→家

「ありがとう、ごめんなさい、許してください。愛しています(ホ・オポノポノ)」  

Ⅲ  期日目標
2つ

Ⅳ  年間行動目標 今日目標
①読書 目標200冊  現在201冊 今日1冊    
②手紙 目標5000通 現在1661通  今日10通 

※ 読んだ本 スカートの風邪(呉 善花 (お そんふあ 角川文庫)」 「続スカートの風邪(呉 善花(お そんふあ 角川文庫)」 「感動を与えて逝った12人の物語 大津秀一著 致知出版社」 「小さな人生論④ 藤尾秀昭 致知出版社」 「人生に生かす易経 竹村 亜希子 致知出版社」 「民主党政権で中小企業はこう変わる 八木 宏之 サンマーク出版」 「FPジャーナル 日本FP協会」 「財務諸表論」 「新スカートの風邪(呉 善花(お そんふあ 角川文庫)」 「ハガキ道 坂田道信 PHP」 「ハガキ道に生きる 坂田道信 致知出版社」 「孝経 人生をひらく心得 伊與田覚 致知出版社」  「月間致知2月号」「日本を弑(し)いする人々 PHP」 「企業診断ニュース 中小企業診断協会」 「月間出光」 「ピンクの紙の夢実現術」 「100%幸せな1%の人々」 「歎異抄入門」 「正法眼蔵入門」 「法華経入門」 「武士道 三笠書房」 「武士道」 「正信愒を読む」 「本当の日本の歴史教科書」 「密教入門」 「経営が苦しいときの給料の払い方」 「ほう、法華経」 「企業診断ニュース2月号 中小企業診断協会」「ファンナンシャルプラニング2月号」 「月間致知三月号」 「よくわかる 三蔵法師」 「新会社法の定款モデル」 「心経百話」 「日韓愛の幻想 呉善花」 「日本の歴史⑦戦後篇」 「ひなちゃんの歳時記」 「心に響く小さな5つの物語」 「学校の先生が国を滅ぼす」 「豊かに生きる人の能力の生かし方」 「玄鳥 藤沢周平」 「小さな人生論①~④」 「自分」から自由になる沈黙入門」 「ウォーキングの本」 「心に響く小さな5つの物語 致知出版社」 「安岡正篤ノート 北尾吉孝著 致知出版社」 「脳は論語が好きだった 篠浦伸禎著 致知出版社」 「脳は論語が好きだった 篠浦伸禎著 致知出版社」 「貞観政要のリーダー学」 「いま、なぜ武士道なのか 青木照夫 ウェッジ文庫」 「コピー用紙の裏は使うな!」 「生きよう今日も喜んで 平澤興語録 致知出版社」 「会社法務A2Z 3 月号」 「人生に生かす易経」 「FPジャーナル4月号」 「すごい仕事力」「十三歳からの人間学」 「月間致知四月号」 「ゆうき君の夢」 「コピー用紙の裏は使うな(二回目)」 「コスト削減の見える化」 「最強のコスト削減」 「対人関係力を高めるEQノート」 「宇宙は今日も私を愛してくれる 山元加津子」 「人生の歩き方 塩沼亮潤」 「臆病者の経済学」 「会社法務A2Z四月号」 「荘子の二十四の寓話」 「新会社法の定款モデル」「会社法を活かす経営」「会社法実務ガイドブック」 「月間致知5月号」 「FPジャーナル5月号」 「労務管理の大誤解 48」 「アメリカ、中国、そして日本経済はこうなる」 「お客様と共に最高の歓びを創る ANAが目指すCS 生産性出版」  「昭和の大戦への道 WAC」 「信念を貫く 松井秀樹」 「小沢君 水沢へ帰りたまえ 江藤淳 産経新聞出版」 「リーダーの人間力 ヘンリー・クラウド JMAM」 「太平洋戦争は無謀な戦争だったか ジェームズ・BW WAC」 「本物に学ぶ生き方 小野晋也 致知出版社」 「戦う自分をつくる13の成功事例 三笠書房」 「赤い月(上) なかにし礼 新潮社」「FPジャーナル6月号」 「13歳からの人間学 石川洋 致知出版社」 「赤い月(下) なかにし礼 新潮社」「流れる星は生きている 藤原てい 中央公論」 「中国・韓国が死んでも書かない近現代史 黄文雄 徳間文庫」 「自己カウンセリングとアサーションのすすめ 平木典子 金子書房」「戦争を知らない人のための靖国問題 上坂冬子 文芸春秋」 「ホントにあった職場のトラブル」 「運命の足音 五木寛之」 「南総里見八犬伝」「陽明学100の言葉」 「タックスプラニング」 「世界一やさしい問題解決の授業」 「日本の歴史⑤ 世界に躍り出た日本 渡部昇一著」「希望の国日本 小林よしのり著」 「月間致知7月号」「経営法務A2Z 7月号」 「ウニヒピリ イハレアカレ・ヒューレン著」「正論7月号」 「もし高校野球の女子マネジャーがドラッガーの『マネジメント』を読んだら 岩崎夏海著」「豊に成功するホ・オポノポノ イハレアカレ・ヒューレン著」  「子供がよろこぶ論語」 「銀行対策の本2冊」 「プロカウンセラーの聞く技術」 「ホ・オポノポノ」「戦国策」 「FPジャーナル7月号」 「私は日本を守りたい 稲田朋美著」「ホ・オポノポノの真実」 「きっとよくなる 本田健著「FPジャーナル6月号」「FPジャーナル8月号」 「9つの性格 鈴木秀子著」 「月間致知8月号」 「きっと、よくなる② 本田健」 「大東亜戦争の真実」 「夢をかなえる心の法則 上原春男著 致知出版社」 「成功の宇宙法則 古村豊治著 致知出版社」 「経営法務A2Z 6月号」「経営法務A2Z 8月号」 「100円商店街の魔法 齋藤一成著 商業界」 「勝利は10%から積み上げる 張栩著 朝日新聞出版」 「グッドラック ポプラ社」「寝床で読む論語 山田史生著 ちくま新書」「こころのクセを変えるコツ 姫野友美著 大和出版」 「五人の所長たち 山本経営研究所」 「月間致知9月号」 「My Birthday Book」 「カウンセリングの技法 國分康孝著 誠信書房」「わが人生に刻む30の言葉 牛尾治朗 致知出版社」 「日本の歴史④ 江戸編 渡部昇一 WAC」「靖国のことを語ろう 小野田寛郎 WAC」「自分をまげない勇気と信念のことば 曽野綾子 WAC」 「いま、なぜ武士道なのか 青木照夫 ウェッジ文庫」「君よわが妻よ 父石田光治少尉の手紙 石原典子 文芸春秋」 「日本で一番大切にしたい会社 坂本光司 あさ出版」(二回目) 「幹部の器量 谷沢永一 渡部昇一 致知出版社」 「男達の詩 牛尾治朗著 致知出版社」「井深大の心の教育 井深大著 ゴマブックス」「病気にならない生活のすすめ 渡部昇一 石原結實 PHP文庫」 「カール・ロジャーズ入門 自分が"自分"になるということ 諸富祥彦著 コスモ・ライブラリー」 「月間致知 10月号」 「ローマ人の物語 上 1 塩野七生 新潮文庫」「素晴らしかった日本の先生とその教育 楊應吟著 桜の花出版」「呻吟語を読む 安岡正篤著」「王陽明 安岡正篤著」 「喜ばれる 小林静観」「日本人ほど個性と創造力の豊かな国民はいない 呉善花 PHP」 「感奮語録 行徳哲男 致知出版社」 「人間の生き方 安岡正篤著 黎明書房」 「ローマ人の物語 ローマは一日日手成らず 下 2 塩野七生 新潮文庫」 「南京大虐殺の真実 畠奈津子著 WAC」「修身前資料 渡部昇一&宮坂宥洪著 四季社」「ローマ人の物語 ハンニバル戦記 上 3 塩野七生 新潮文庫」 「ローマ人物語  ハンニバル戦記 中 4 塩野七生 新潮文庫」「質問力 斉藤孝著 ちくま文庫」 「ローマ人の物語 ハンニバル戦記 下 5 塩野七生 新潮文庫」 「月刊致知 11月号」 「日本の歴史③ 戦乱と文化の興隆 渡部昇一著  WAC」 「「修身」全資料集」 「ローマ人の物語 勝者の混迷 上 6 塩野七生著 新潮文庫」「8月17日、ソ連軍上陸す 大野芳著 新潮文庫」「図解 グループ法人税制 早わかり 福薗健著 中経出版」 「ハガキ道 坂田道信著」「ローマ人の物語 勝者の混迷 下 7 塩野七生著 新潮文庫」「金融検査マニュアル別冊」「ローマ人の物語 ユリウス・カエサル ルビコン川以前 上 8 塩野七生著 新潮文庫」 「ドラッガーと会計の話をしよう 林總著 中経出版」「磯野家の相続 長谷川裕雅著 すばる舎」 「事業再生の基本と法律 銀行研修社」 「ローマ人の物語 ユリウス・カエサル ルビコン以前 中 9 塩野七生著 新潮文庫」「からだに℮レシピ」「月間致知12月号」 「ローマ人の物語 ユリウス・カエサル リビコン以前 下 10」 「ローマ人の物語 ユリウス・カエサル ルビコン以後 上 11」「ターンアラウンドマネジャー養成講座テキスト」「事業再生事例集」「事業承継事例集」「人事考課ハンドブック」 「ローマ人の物語 ユリウス・カエサル ルビコン以後 中 12」 「ローマ人の物語 ユリウス・カエサル ルビコン以後 下 13 「ローマ人の物語 パクス・ロマーナ 上 14 塩野七海 新潮文庫」 「ローマ人の物語 パクス・ロマーナ 中 15 塩野七生 新潮文庫」「終わらざる夏 上 浅田次郎 集英社」「終わらざる夏 下 浅田次郎 集英社」「月間致知 1月号」「歴史街道 1月号 PHP」「歴史通 1月号WAC」 「最強の部隊の作り方」 「FPジャーナル1月号」 「私の『言志四録』 小島直記 致知出版社」 「モラール・サーベイ 村杉健 税務経理協会」「人事・賃金評価制度マニュアル 松田憲一 経営書院」「考課者訓練事例集 日経連出版部」「人事考課規定・マニュアルとつくり方 松田憲一 経営書院」 現在 201冊

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このページは、宝徳 健が2010年12月23日 13:26に書いたブログ記事です。

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