和歌

| コメント(0) | トラックバック(0)
 このシリーズは右のカテゴリー「和歌」に格納されています。
 
 万葉集の師走の歌はなんと一首しなかいのです。今日は、それを紹介しましょう。

 十二月(しはす)には 沫雪降ると 知らねかも 梅の花咲く 含(ふふ)めらずして
「十二月には沫雪が降ると知らないのだろうか、梅の花が咲き始めた。蕾のままでいないで」という意味です。

 小学校の頃、学校の先生に、「十二月は先生が走り回って忙しくなるから師走というのだよ」と教えられしばらくそれを信じていましたが、どうやら違うのかも・・・。

 語源は「四極(しはつ)山」などと言う「しはつ」と同義のようです。諸説はありますが、年の果て、どんづまりの月を意味する語であったことは確からしく思われます。どんづまりではなくて、新しいスタートの準備の月にしましょう。

 では、拙首です。

 あれやこれ 苦しいはずの 受験にて 楽しく過ごす 息子の姿

 見ているとなんだか、とっても充実した日々を送っている息子の姿に感動する、おばかな私。妹は、私のことを「お兄は、世界一の親ばかばい(博多弁)」と言います。

トラックバック(0)

トラックバックURL: http://www.soepark.jp/mot/mt/mt-tb.cgi/1870

コメントする

月別 アーカイブ

Powered by Movable Type 4.261

このブログ記事について

このページは、宝徳 健が2010年12月 2日 08:12に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「和歌」です。

次のブログ記事は「カウンセリングの技法」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。