このシリーズは、右のカテゴリー「和歌」に格納されています。
しばらく、道元の和歌を紹介していきます。
春は花 夏ほととぎす 秋は月 冬雪さえて すずしかりけり
日本の心情を詠んだきれいな歌ですね。
道元の著書「正法眼蔵」はとても難解な読み物です。でも、道元の和歌はとても素敵です。心がほっとします。道元を知らない? 曹洞宗の始祖です。
川端康成氏は、道元の歌を心の支えにしていました。1968年、ノーベル文学賞を授与された直後、川端氏は、ストックホルムで「美しい日本の私」と題する受賞記念講演を行いました。そのとき、川端氏がその講演の冒頭で紹介したのが、今日の道元の和歌です。
さすがですね。左翼作家で、人を陥れ、自分の行ったことに責任も取らない、大江健三郎なんかとは、レベルが違います。
とても素敵なので、道元の和歌を少しずつ紹介しますね。
では、拙首です。
寒波来て 天候悪き この日なれど 努力の結果を 結べよ若人(わこうど)
今日は、センター試験ですね。みんな、がんばれ!
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