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なんか、このブログコンサル会社らしい内容になってきましたね。ちょっと中断しているシリーズものは来週ぐらいから書きますが、コンサル的な内容もいいですね。
震災に当たっての各県の緊急経営安定化貸付(制度融資)はほぼ出揃いました。各県の商工労働課におたずねください。それと、日本政策金融公庫などで、特別相談窓口も設けられています。資金の手当が必要な方は是非。
今回の震災で、報道されなくなりましたが、南九州の火山や鳥インフルエンザ対策として、鹿児島県などは、利子補給制度も打ち出しています。都道府県のHPは是非みましょう。
さて事業継続計画(BCP)というものがあります。数年前に何社かに提案したのですが、けんもほろろに拒否されてしまいました。今回の震災などを考えるとこれからの企業では(中小企業でも)必要だと考えています。
時々シリーズで書いていきますね。
1.事業継続計画(BCP)とは
(1) 事業継続の取組みとは
企業は、災害や事故で被害を受けても、取引先等の利害関係者から、重要業務が(なるべく)中断しないこと、中断してもできるだけ短い期間で再開することが望まれています。この実現をめざす「事業継続」の取組みは、企業を「顧客の他社への流出」、「マーケットシェアの低下」、「企業評価の低下」等から守ります。事業継続を追求する計画を「事業継続計画」(BCP:Business Continuity Plan)と呼び、これには多額の投資をせずに実現できる対応策も含まれています。
(2) 事業継続の取組みの特徴
① 災害後に活用できる資源に制限があると認識し、継続すべき重要業務を絞り込みます。
② 重要業務のそれぞれについて目標復旧時間を設定します。
③ 重要業務の継続に不可欠で、再調達や復旧に時間や手間がかかり、復旧の制約となりかねない重要な要素・資源(ボトルネック)を洗い出し、それらに重点的に対処します。
④ 常に最新の企業の情報を反映するようにするため、定期的な更新、経営層による見直しなどが不可欠の要素です。
というような内容です。またこのブログの内容が重たくなるといけないので、時々書きますね。でも、とっても大切な概念です。
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