知りませんでした

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 今、菅首相は補佐官をどんどん増員しています。自分が勉強するためです。本番の試験が始まっているのに、勉強を開始しているようです。

 雲仙普賢岳が噴火して20年がたちます。あの災害で危険地域の復旧工事で画期的な技術が導入され、成功した例があるそうです。雲仙普賢岳の復旧工事は、火砕流や土石流との戦いでした。技術者たちは知恵を絞り、当時普及していなかった衛星利用測位システム(GPS)を活用して、数キロ先の操作室からオペレータが無人のトラックを走らせ、無人のショベルカーで石を取り除き、無人のブルドーザーで整地しました。

 このプロジェクトにかかわった方々が、「なぜこの技術を原発災害に活用しないのか」と嘆いているそうです。

 今朝の産経新聞の記事です。批判・非難を繰り返すのではなく、メディアで最も力を持っている新聞が、こういう報道を政府や国民に明らかにしてほしいものです。

 そして自分の知人等をたくさん補佐官に採用して理論ばかり今更勉強するのではなく、菅首相には、こういう「現場」の知恵を学んで欲しいものです。

 とはいえ、こういう情報を知ると自分自身を恥じます。経営もそうなのでしょうね。経営側が気づいていない現場の情報を見逃していることが多いのでしょう。

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このページは、宝徳 健が2011年3月30日 07:05に書いたブログ記事です。

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