Eの必要性

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 新シリーズです。

 Eとは何か? このシリーズを読み進んでいただければいずれ明らかにします。今、Eが何かと言うと言葉だけ先走る恐れがありますので、明らかにしないことをご理解ください。心理学のある分野であることだけお伝えしておきます。では、はじめます。
Eの必要性①:人口移動
 昔と比べて今は人口移動が激しい時代になっています。転居の頻度数は多いし、出張や転勤もざらです。転職、転学も少なくありません。こうなってくると、どこの誰ともわからない人と短期間に親しくなるのでなければ生きられません。ところが親しくなるといっても、お互いに異質の文化を背負っているので、表面上の親しさに終わってしまうことが多いのです。

 「やあ、どうですか?」ときかれれば、少々気分が悪くても「おかげさまで元気です」と紋切り型の挨拶をするようになります。こうしてだんだん本音を表現しない付き合いになってしまいます。下手をすると他人のみならず自分の本音が何かわからなくなります。これを自己疎外といいます。

 仮に自分の本音がわかっても、それを表現する相手がいないので、慢性の孤独感にとりつかれます。生きがいも活力も感じなくなります。これを「実存神経症の始まり」と言います。

 Eが必要な理由の一つは、人口移動です。さあ、Eとは何でしょうか?

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このページは、宝徳 健が2011年4月18日 05:29に書いたブログ記事です。

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