誰にでもわかる大東亜戦争の真実

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 このシリーズは右のカテゴリー「日本の正しい歴史」に格納されています。東京裁判が成り立たなくなるためGHQ総司令官 ダグラス・マッカーサーが闇に葬った「東條英機宣誓供述書」を解説し、大東亜戦争が侵略戦争などではなかったという、至極当たり前のことを証明しています。

 「十一月五日の御前会議及びその前後」の章を解説しています。前回から解説の仕方を変えています。

東條内閣は国の進むべき方向性として三つの選択肢を定めました。

一つは、対米交渉貫徹。つまり戦争をせずに外交交渉を貫き通すということ。

二つ目は、交渉は即刻打ち切って戦争をしようというもの。

三つ目は、交渉は続行するけれども、不成立の場合は戦争をするというものです。

 さて、今日は、ひとつめを解説します。

 第一案は、対米交渉貫徹を意味しています。たとえ対米英交渉がうまくいかなくとも、戦争に訴えずに我慢するということです。これは戦わずしてアメリカに降伏し、日露戦争以降日本が合法的に得ていた大陸の利権をすべて放棄することを意味します。

 まあ、この案を実行しても敗戦と変わらない結果になったでしょう。でも、「もしこの案を実行していたら」という検証が国内で全然起きていないのです。これをサボって、不埒な日教組や朝日新聞に騙されて、「侵略戦争」を唱えている国民です。

 また、この案を実行できなかった大きな理由があります。問題は石油です。石油がないことにはジリ貧になって、事実上軍事力がゼロになります。そうなると無条件降伏しかなくなるわけです。解決したかった支那事変を解決することさえできません。

 開戦当時、日本には70日分しか石油の備蓄がなかったと言われています。

 「石油の世紀 ダニエル・ヤーギン著 日本放送出版協会」という本があります。アングロサクソンの立場から書かれているので、読んでいてカチンとくる内容が多いし、出版社が少し気に食いません。でも、この本に書かれているのが、結局第二次世界大戦は「石油をめぐる戦争だった」ということです。この本の中でルーズベルトの言葉が紹介されています。「日本の艦隊の行動は、簡単に妨害することができる」。

 日英同盟をアメリカの圧力で破棄された日本は、資源をどこからも手に入れることが出来ませんでした。支那事変とこの資源の枯渇が大東亜戦争勃発に二大原因です。そしてその二つともをしかけたのが、日本を戦争させたかったアメリカです。それを世界に隠し続けたいので、この「東條英機宣誓供述書」を封印しました。

 大東亜戦争は侵略戦争ではありません。

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このページは、宝徳 健が2011年4月 5日 00:58に書いたブログ記事です。

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