パーキンソンの法則

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 学生時代この「パーキンソンの法則」を知って、笑ってしまった経験があります。
 パーキンソンの法則:「実際にこなさなければならない仕事量に関係なく、官僚の数はどんどん増え続けていくというもので、官僚組織の肥大化の特質を示している(成長の法則)。も ちろん官僚が増えれば、その分仕事がなければならないが、それは実際に必要ではない仕事を創造することでまかなわれる。つまり、無駄な仕事ばかりが増えて いくということである(凡俗の法則)。」


 何かお気づきになりませんか?そうです。菅が推進している震災対策はまさに、仕事の解決や仕事量は変わらないのに、なんとか会議とかをたくさん作って、どんどん人ばかり作っています。

官僚制の逆機能」という言葉もあります。
  • 規則万能(例:規則に無いから出来ないという杓子定規の対応)
  • 責任回避・自己保身(事なかれ主義)
  • 秘密主義
  • 前例主義による保守的傾向
  • 画一的傾向
  • 権威主義的傾向(例:役所窓口などでの冷淡で横柄な対応)
  • 繁文縟礼(はんぶんじょくれい)(例:膨大な処理済文書の保管を専門とする部署が存在すること)
  • セクショナリズム(例:縦割り政治や専門外の業務を避けようとするなどの閉鎖的傾向)

 パーキンソンの法則にしても、この官僚制の逆機能についても、まさに民主党政治ではありませんか? 彼らは政治主導という名の下に、自らが官僚制を敷こうとしているだけです。旧ソ連や今の支那がまさにそうであるように。

 社会主義政権とは、法治国家ではなく人治国家です。だから、独裁者の思うとおりになります。独裁的体質ですから人の言うことを聞きません。もっと言うと、自分が絶対に正しい、他人はみんな間違っているという価値観に立ちますので、「人の言うことが理解できない」のです。左翼雑誌や右翼雑誌(右翼も基本思想は社会主義・共産主義です)を読むと、反対意見はまったく載っていません。保守雑誌はちゃんと反対意見も掲載しています。

 菅、鳩山、小沢、岡田、前原・・・。わかりますよね? この傾向が極端に強い。

 政治主導で官僚制度を作ろうとしている。制度だけ作って、そして、自分たちが官僚になろうとして、有能な官僚をまったく使っていません。

 会議とスタッフをたくさん作って、情報や指揮系統の混乱を招き、震災対策を大幅に遅らせている。

 みなさんは、こういう政党を政権政党につけたのです。こんなこと、一昨年の衆議院選挙前からわかっていたのに・・・。マスコミにだまされて・・・・。

 今回の震災は天災ですが、震災後の被害は人災です。社会主義政党民主党による。そして、それを選んだのは私たち国民です。

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このページは、宝徳 健が2011年4月16日 07:06に書いたブログ記事です。

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