このシリーズは右のカテゴリー「心理学」に格納されています。
三回目です。
現在は核家族時代です。しかも、子供の数が一人ないし二人が普通になりました。結果、感情交流の対象が少なくなりました。感情交流の対象が少なく買ったということは、勘定の処理の仕方がへたくそになることを意味します。
大家族なら、兄貴をつかまえて、仕事の苦労話をすることもできます。父と杯を交わしながら陣正論を聴くこともできます。弟と飲みにいくこともできます。配偶者相手にこれらをやろうとすると、ある程度はできるのでしょうけれど、同性ではありませんし、利害関係がからみすぎているので、何でもぶちまけるわけにはいきません。
そこで、赤の他人と、兄弟姉妹・父子・母子のように親しくする場を求めたくなります。それも表層的な付き合いではない、核心的なつきあいを。
これが、Eが必要な理由です。さて、Eとはいったいなんでしょうか?
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