このシリーズは右のカテゴリー「和歌」に格納されています。
うっひ~。最近、クライアントさんの給料体系作ったり、デューデリジェンスやったり、承継策を作ったり、考えることが多いので、頭がパンパン。一日で出来ることではないものが多いので、いつも頭は仕事のこと。 ちょっと息抜きに手紙3通書きました。 ここらでブログで息抜きも。
明治天皇の御製を紹介します。
思はざる ことの起こりて 世の中は 心のやすむ 時なかりけり
日本は、聖徳太子、明治天皇、昭和天皇によって国体を固めていただいたと言っても過言ではありません。聖徳太子が実在の人物だったかどうかという人もいますが、十七条の憲法は残っています。そういう、ひねくれた考え方を得意とする人がいますが、そんなことはどうでもいい。大切なのは日本の国体です。聖徳太子が十七条の憲法で国のあり方をお示しになられ、明治天皇が教育勅語で日本人のあり方をお示しになられました。そして、昭和天皇が、その生き方を実践なさいました。生身の人間でいらっしゃりながら、こんな生き方ができるのでしょうか。皇室を抱く日本のなんと幸せなことでしょうか?
くどいですが、こういうことを言うと、すぐに「右翼か」という人がいます。そういう言葉を聴くと悲しくなります。右翼というのは、「天皇陛下」と叫んでいますが、実際の思想は、共産主義者となんら変わりはありません。つまり、民主党の連中となんらかわらないということです。
国体という価値観を大切にする生き方を「保守」と言います。私は保守本流です。
抽象的ですね。感覚でいうと、私たちの素晴らしい先人たちの生き方を知ると、緊張して涙が出てくるぐらいの気持ちになることを保守といいます。不埒な日教組による戦後の誤った教育を受けた私たちは、国を愛する気持ちを失ってしまいました。
さて、明治天皇は、前述の御製(天皇陛下が詠まれる和歌のことを御製といいます)をお詠みになられました。明治37年の御製です。その心構えは、幕末維新の変事、戊辰戦争、西南の役、日清日露戦争という、それまで培ってきた日本の国体が世界の舞台で通用するかどうかの瀬戸際の時代を乗り切った、我が君のものです。
マルクス・アレリウスという人が「自省録」という著書で、
「完全な人格の特徴は、毎日をあたかもそれが自分の最後に日であるかのごとく過ごし、動揺もなく、麻痺もなく偽善もないことにある」書いています。
読んでいて恥ずかしくなりますが、とてもじゃないけど、こんな生き方できませんよね。でも、これを実践していらっしゃる存在が全世界でただ一人いらっしゃるのです。それが日本の天皇陛下です。私たち民族の代表者です。それも一代ではなく、万世一系として。今年は皇紀2671年です。今上天皇陛下は第125代でいらっしゃいます。すごいすごい。世界の奇跡です。
日本は政権がコロコロ変わっても国民は落ち着いています。震災で政府の対応がここまでひどく、醜いものでも、国民が自ら立ち上がります。それは、天皇陛下がいらっしゃるからです。普段特に意識をしていないかもしれませんが、国民が意識しなくても、心の中に自然におわす存在が「天子さま」です。
前原前外相が外国人献金問題で辞任するときに言っていました。「○○の国の人に、言われた。私で6人目の外相だ」と。この人、日本の国のことがまったくわかっていませんね。松下政経塾というのは一体何を教えるところなのでしょうか???
マスコミも「こんなに首相が代わってもいいのか」と言います。
日本の国体がわかっていたら、絶対にこの発言は出てきません(安倍晋三氏のように、よほど素晴らしい首相なら惜しみますが)。 海外の人に言われたら「日本はすごいでしょう。首相が何人も代わっても、国民はまったく乱れません。あなたの国にこの真似が出来ますか? 日本には天皇陛下がいらっしゃるのです」と言うのが日本人です。
だって、こんなに素晴らしい御製を詠まれた方がいらっしゃるのですもの。
えっ?お前の和歌はって? 作っていますが、今日はここでは発表しません。恥ずかしい。さて、仕事仕事。
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