YMRさんから、「息子さんに」と、鴨川ホルモーという本をいただきました。著者は万城目 学氏です。
私はテレビをほとんど観ないものですから、世俗にうといのですが、これ結構有名なんですね。映画にもなっている。
気になったので、息子に渡す前に自分が読みました。
YMRさん、ありがとうございます。おもしろかった~。
正直、はじめの方は、「何を書いているんだろう? わけがわからん」という感じでした。中盤以降は、読まずにいられませんでした。
いいな~。こういう大学生活は、京都でしか送れないでしょうね。
私は、自分の学生時代には悔いはありません。良い友もたくさんできましたし。良い勉強も、良い師に恵まれてできました。何よりも、福岡のど田舎かから出てきた私は、東京という、超近代的な街に目がくらみました。そんな街に、全国から出てくる面白い奴ら。思い出しても楽しいことばかりです。
でも、もう一度学生時代を送ることができるなら、全く違った生活をします。本を読みます。手紙を書きます。そして、鴨川ホルモーみたいな、面白ことにチャレンジしてみます。そして、鴨川ホルモーに書いているみたいな恋をします。
私は、硬派をきどっていましたから、女性と付き合うということをしませんでした。いや、恐らく、女性とつきあっても、女性との接し方を知らなかった私は、きっと女性を傷つけていたでしょう。
学際時代の私の周りには、知的で美しい素晴らしい女性がたくさんいました。なんともったいないことをしたのでしょうか。もっとも、私がその気になっても、私ごときについてきてくれた女性がいたかどうかは疑問ですが。
「フォルモモモ~」←いったいなんじゃいと思われるかもしれませんが、本をお読みください。
鴨川ホルモーを読みながら、ここに書いてあることが現実的であるとか、非現実的であるとかは関係なく、なつかしい学生時代が頭の中に蘇ってきました。ほんとうに面白い本でした。感謝合掌。
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