ちょっといい話

| コメント(0) | トラックバック(0)
 本を読んでいたらこんな話がありました。紹介します。
 ある村に神様がやってきました。
 その神様は村人たちにこう言いました。
「明日の朝から夕方まで石を拾いなさい。次の日うれしくなると同時に悔しい思いをするだろう」

 村人たちは、「石を?」「変な話だなあ」と言い合いました。

 でも、朝になり、みんなで石を拾いました。ほとんどの村人は、
「ま、神様の言うことだから、仕方がない。拾うとするか」

と言って拾いました。

 ある者は、朝に一個拾って休み、昼に一個拾って休み、二個しか拾いませんでした。

 次の朝起きてその拾った石を見てみると、なんと石がすべてダイヤモンドに変わっているではありませんか。村人は、みんなうれしくなり飛び跳ねました。

 でも、次の瞬間、

「なんでもっと、なんでもっと、なんでもっと石を拾わなかったんだろう」

 ととても悔しい思いをしました。神様の言うとおりになったのです。二個しか拾わなかった村人の悔しがりようといったらありませんでした。

******

といった話なんです。考えさせられますね~。

 大人になって、それまでコツコツ積上げてきたことがダイヤモンドになるのに、積上げてこないのが人間です。読書、手紙、勉強、仕事・・・。みんなそうですね。

 私は、大して積上げていないのに、ほんの少しダイヤモンドになった石をすぐに使ってしまいます。まったく惜福ではありません。もうこんなことはしません。惜福を実践します。

 支那やロシアやアングロサクソンは、人が積上げたダイヤモンドを横から奪ってしまう奴らですが(笑)。

 でも、私たちは日本人。積上げたいものですね。

トラックバック(0)

トラックバックURL: http://www.soepark.jp/mot/mt/mt-tb.cgi/2307

コメントする

月別 アーカイブ

Powered by Movable Type 4.261

このブログ記事について

このページは、宝徳 健が2011年4月27日 09:30に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「瓦礫の向こう側に」です。

次のブログ記事は「国父・国母」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。