このシリーズは右のカテゴリー「心理学」に格納されています。
Eとは何でしょうか? 現代の世相からEの必要性を解説しています。
六回目のEの必要性は、「甘えの欲求」です。
アングロサクソンは、自分たちのスタンダードが絶対に正しいと信じています。この考え方は共産主義や左翼とあまり変わりはありません。マッカーサーも同様で、「家」を中心とした日本の国体に「個人主義」を押し付けてしまいました。結果、日本がめちゃくちゃになりました。
個人主義とは、自律性の尊重です。でも、家が主体の日本に間違って個人主義が入ってきせいで、わがまま=個人主義、わがまま=個性となってしまい、それを、不埒な日教組が戦後の誤った教育で実行してしまいました。
本来の個人主義とは、自立性の尊重故に、甘えからの脱皮が条件になります。ところが、個人主義が極端になると、甘えの欲求がまったく満たされなくなります。人と人とのかかわりが薄くなりますので、相互の甘え合いがなくなります。昔は、両親にひどく怒られても、おばあちゃんに甘えることができました。
こういうことになると、人生のすべての苦悩・困難を自分ひとりで背負うことになります。常に緊張感が必要になります。これはとってもきついんですね~。個性だ個性だといいながら、自分を鍛えていないので、誰もよい意味で甘えられる存在がありません。
支那系のアメリカ人は、ホワイトのアメリカ人に比べて犯罪率が低くなっています。それは、支那の人間は常に徒党を組んで自分たちのつながりを強くしているからです。
だから、その仕組みのないホワイトのアメリカ人はこのEをとっても大切にします。
日本でもだんだんそうなっています。
良い意味での甘えというのは、母子一体感のようなものです。決して悪いことではありません。普段は、戦っているが、いざというときに甘えられる。これが大切です。いつでも、どこでも甘えしか求めなくなることが「悪い甘え」です。甘えてよいときは甘えていいのです。
えてしてしっかり者というのは、甘えの欲求を抑圧している人たちです。Eはその人たちにこそ、必要なのです。さて、Eとはいったい何でしょうか?
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