BCP(事業継続計画)

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 今回は、下のBCP策定・運用サイクルの①事業を理解するの中の、「事業の影響度を評価する」からでしたね。

①事業を理解する

②BCPの準備、事前対策を検討する

③BCPを策定する

④BCP文化を定着させる

BCPのテスト、維持・更新を行う

①へ
事業への影響度を評価する

 まず、自社の中核事業を特定します。「中核事業」とは、本指針では「会社の存続に関わる最も重要性(または緊急性)の高い事業」を示します。中核事業は最終的には経営者の判断によって決定されるものであり、自社において重要と思われる事業をいくつかあげて、その中で財務面、顧客関係面、社会的要求面から、優先順位をつけていきます。

 中核事業を特定したら、次は、受注・部材在庫管理・出荷・配送・支払い・決済といった中核事業に付随する業務を把握します。

 次に、自社の中核事業及び重要業務を継続するために必要な資源(人、物、金、情報等)を列挙します。さらに、中核事業を復旧させるまでの期限の目安となる「目標復旧時間」も決めておきます。

 これらを検討したら、「中核事業が受ける被害を評価する」の段階に進みます。次回に続きます。

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このページは、宝徳 健が2011年5月23日 10:11に書いたブログ記事です。

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