SPでの、安藤選手の美しいこと。思わず見とれてしまいました。ワンセグの小さな画面で、あれほど見とれるのですから、TVの大きな画面で観ていた人は、それこそ、その思いが倍化されたことと思います。きれいでしたね~。フィギュアスケートであれほど美しい演技をみたことがありません。
ショートプログラムは一転して、とてもよい緊迫感と迫力がありました。
インタビューを聞いて安藤選手の気持ちを知りました。「日本のために滑る」「(被災者の方の気持ちに)比べたら、試合前の緊張感なんて甘い」「日本の被災地のために滑る。一人でも多くの人に笑顔になってもらいたい」。
被災者のことを思い、自分は普段の生活を続けて良いのか、と悩んでいたとき、背中を押してくれたのは「笑顔がみたい」とう被災者からのメッセージだったそうです。
スポーツとはかくも美しく自分自身を表現できるものでしょうか。安藤選手の演技には、美しさ、祈り、癒し、希望・・・。そんなものがありました。
「日本のことを考えて滑った。それが今までと大きな違い。強い気持ちでリンクに立てた」
世界の一流アスリートは、常に、自分を維持・高めるという緊張感を強いられています。マスコミの心無い報道にもかなり心理的に圧迫を覚えていると思います。優勝したら優勝したで、次のプレッシャーがくるでしょう。私たちは、ただ、試合での演技という結果を見つめているだけですが、そこに至るまでの、目に見えない根づくりには、想像を絶するものがあるはずです。その根に、「誰かのために戦う」という力が注入されました。
経営でも仕事でも、お金のため、自分のためだけに働いていては決してよい仕事は出来ません。社員のため、仲間のため、お客様のため、社会のため・・・。そして、今は、日本の国が元気になるため・・・。
お亡くなりになられた方、被災された方には、申し訳ない言い方ですが、誤解を恐れずに言います。天が何かを日本人に訴えています。
楽天の選手もすごかった。楽天の選手(ごめんんさい、ニュースで観ただけなので、名前を知りません)が、言っていました。
「何のために僕たちは戦うのか、はっきりしました。それは誰かのために戦う人間は強いということです」
スポーツとはかくも美しいものか。
この国は美しい。
銭だけが欲しい、韓国の選手に安藤選手が負けるわけがない。
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