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さて、人が仕事をしていく上で、二つのモチベーションがあります。
さて、人が仕事をしていく上で、二つのモチベーションがあります。
人の働くモチベーションには「内発的―外発的動機づけ体系」と「個人的―集団的動機づけ体系」のふたつがあります。なんか、いきなり難しい言葉ですね。ちょっとだけ我慢してください。
内発的動機づけというのは、仕事の内容のことです。たとえば、達成、承認、仕事自体、責任、成長という企業の内的な要因が働くモチベーションになる組織はとての強いのです。その会社で働くモチベーションが、これらの「内発的」動機づけに基づく場合、仕事の関心が高く、仕事が目的となり、仕事の内容が充実したものになります。
逆に、内発的動機づけが低く、外発的動機づけが高い場合には、仕事への関心が低く、仕事は他の目的の手段となります。
最近、いろいろな会社の社員に「働く目的は?」と聞くと、「お金のため」と答える人がたくさんいます。これが外発的動機づけの最たるものです。経営者・リーダーが「達成」「承認」「仕事の責任」等を十分に感じさせていないとこうなります。もっとも、最近の教育を受けてきた人に、この内発的動機づけを植え付けるのは至難の業ですが(笑)。
つまり、この「内発的―外発的動機づけ体系」は
仕事志向性の程度
ということになります。
では、「個人的―集団的動機づけ体系」は?
次回書きます。
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