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前回は、「モチベーションには、『内発的―外発的動機づけ体系』と『個人的―集団的動機づけ体系』の二つがあって、『内発的―外発的動機付け体系』とは、仕事志向性の程度である。そして、この二つの体系があるので『マルチ』である」ことを申し上げました。
では、マルチのもうひとつ、『内発的―外発的動機づけ体系』が仕事志向性を表す程度であったのに対して、『個人的―集団的動機づけ体系』とは何を表すのでしょうか?
前回は、「モチベーションには、『内発的―外発的動機づけ体系』と『個人的―集団的動機づけ体系』の二つがあって、『内発的―外発的動機付け体系』とは、仕事志向性の程度である。そして、この二つの体系があるので『マルチ』である」ことを申し上げました。
では、マルチのもうひとつ、『内発的―外発的動機づけ体系』が仕事志向性を表す程度であったのに対して、『個人的―集団的動機づけ体系』とは何を表すのでしょうか?
組織で働く人間には二つの側面があります。「個人的モチベーション:個人的欲求の満足度を目的とする個人人格」「集団的モチベーション:集団的目的を達成しようとする組織人格」です。
また、組織の成立と維持に不可欠な3要素があります。それは「共通の目的」「協働意欲」「コミュニケーション」です。協働意欲は個人の欲求の満足度に依存し、個人目的が集団的目的の達成によって、どの程度満たされるか(個人目的と集団的目的の一致)によって規定されます。生産性の向上には、個人目的を集団的目的に結びつける必要があるのですが、これがなかなか困難です。そのために、この二つの目的を結ぶためにコミュニケーションが重要となります。
マルチのもうひとつのモチベーションである「個人的-集団的動機づけ体系」の分析は、この二つの目的充足度を測るものです。
では、「内発的―外発的動機づけ」と「個人的―集団的動機づけ」の二つは、どういう風に結びついて、どのように組織の活性化に活用していけばいいのでしょうか。次回以降それを解説していきます。
くれぐれも、こういう分析をすることなく、どこかのセミナーで聞いてきた組織活性化策を、ただ取り入れることのないようにお願いします。
また、組織の成立と維持に不可欠な3要素があります。それは「共通の目的」「協働意欲」「コミュニケーション」です。協働意欲は個人の欲求の満足度に依存し、個人目的が集団的目的の達成によって、どの程度満たされるか(個人目的と集団的目的の一致)によって規定されます。生産性の向上には、個人目的を集団的目的に結びつける必要があるのですが、これがなかなか困難です。そのために、この二つの目的を結ぶためにコミュニケーションが重要となります。
マルチのもうひとつのモチベーションである「個人的-集団的動機づけ体系」の分析は、この二つの目的充足度を測るものです。
では、「内発的―外発的動機づけ」と「個人的―集団的動機づけ」の二つは、どういう風に結びついて、どのように組織の活性化に活用していけばいいのでしょうか。次回以降それを解説していきます。
くれぐれも、こういう分析をすることなく、どこかのセミナーで聞いてきた組織活性化策を、ただ取り入れることのないようにお願いします。
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