人の耳に心地よい政策を言うので、たくさんの人が指示していました。マスコミも好意的な記事ばかり書きます。世論はすっかり騙されてしまいました。今の民主党と一緒ですね。左翼はいつも同じです。
美濃部があるとき、次の都知事選には出ないと表明しました。確か、都知事選の数ヶ月前だったと記憶しています。マスコミが世論誘導して「美濃部さん辞めないで」とキャンペーンをやりました。二三度固辞しました。マスコミのさらなる誘導とそれによる、お馬鹿な世論の高まりを待って、なんとまあ、「やっぱり出ます」とやりました。
その時、私は、小学生だったか中学生だったか。でも、自分の頭の中に浮かんだ考え方ははっきり覚えています。「政治家というのは、うまくやるものだなあ。ずるいなあ」。
マスコミが世論を動かしてくれるという最高の選挙活動です。
今回の、菅はどうでしょうか? 辞めるといって、不信任を乗り切り、今まで、何もしてこなかったくせに、このときに及んで、必死に法案を成立させようとしている。そして、法案を不成立に持っていって、それを野党の責任して、そして、最後は、「脱原発」をするかどうかをテーマに衆議院解散・総選挙に以て行きます。国民は悩みます。菅はいやだけど、原発は・・・。
もし、脱原発選挙で、選挙に勝てば「ほら、選挙に勝ったぞ」と、総理の座に居座り続ける。
左翼だなあ。
脱原発はながーーーーい目で見れば必要でしょう。でも、すぐにやってはだめです。東京電力の株主総会で、9割り以上の株主が、即原発撤退にNOと言いました。よかった。
とにかく、日本を破壊しつくす、菅と民主党を政権の座から引き摺りおろさないと。
それにしても、自民党はだめだなあ。こちらも谷垣をおろさないと。
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