このシリーズは右のカテゴリー「コンサルティング」に格納されています。
今、各方面からBCPの問い合わせをたくさんいただいています。神奈川方面の友人からは具体的な仕事の話を検討中です。奈良の企業様の集まりへの講演会を今月か来月に行います。仙台でも行います。他にも問い合わせはたくさん来ています。
私の日本復興にむけての使命ですね。果たします。7月に研修を受けて、8月に資格を取ります。その資格を取ったら、次はもうひとつ上のBCPの国際資格を取得します。たくさんの企業に
We are ready
と言っていただけるようにします。
さて、今日はBCMについて、話をしましょう。
BCP導入後に最も陥りやすい落とし穴、それはBCPを次のステップにつなげることができない、言い換えれば、BCPが組織の事業継続能力の育成に活かされず、ずるずると形骸化してしまうことです。経営者も従業員もみな多忙です。BCPが成果物として「奉納」されたときを境に、BCPに対するプライオリティ(優先順位)が急速に下がっていきます。
BCPは不測の事態に備えるための計画です。不測の事態に備えるのは「私たち」であって、BCP計画という紙の束ではありません。
これらを避けるために、経営方針や事業戦略に沿った危機管理のあり方をトップダウン的に組織の対応能力や従業員の意識に根付かせる、またはそれを目的としてBCPを運用するための仕組みがBCM(事業継続マネジメント)です。
計画を作るよりも、むしろこれの方が大切です。
BCMに必要な要素のひとつとして
①方針(意義・目的)
②適用範囲
③BCPの策定や改善に適用する分析及び要さ方法
④考課や結果の測定方法
⑤中長期的なロードマップ
⑥達成目標
⑦実施予算
⑧管理規定(改定や更新のタイミング)
⑨BCMプログラムの管理者情報
です。
もうひとつあります。次回書きますね。
コメントする