このシリーズは右のカテゴリー「日本の正しい歴史」に格納されています。東京裁判が成り立たなくなるためGHQ総司令官 ダグラス・マッカーサーが闇に葬った「東條英機宣誓供述書」を解説し、大東亜戦争が侵略戦争などではなかったという、至極当たり前のことを証明しています。
さあ、いよいよ開戦です。東條英機宣誓供述書では、一一〇重臣懇談会という内容になっています。昭和天皇の平和を愛する心を損なわないように、慎重の上にも慎重を期して首相経験者と原枢密院議長が宮中に集まりました。
ハル・ノートを受けて、日本政府はいよいよ切羽詰ってしまいます。十二月一日の御前会議に先立って、十一月二十九日午前、重臣会議が開かれました。会議とは言ってもあくまでも懇談会的なものです。議長もおかず議決もありません。連絡会議のようなものです。
政府側からの出席は、東條首相(陸相兼任)のほかに、海相、外相、蔵相、企画院総裁が出席しました。蔵相は予算、企画院総裁は物資を担当する責任者です。
東京裁判では、この会議の席上、重臣たちからの質問に対して東條首相が国家機密なりとして説明を拒否したとの陳述がありましたが、それは事実と相違すると、東條英機はこの宣誓供述書で述べています。
純作戦項目についての説明を避けただけです。軍事作戦を事前に他言するなどありえるわけがありません。
さて、ここで木戸日記で有名な木戸幸一が登場します。これは一級品の歴史資料です。次回に続きます。
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