和歌

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 明治天皇の御製を紹介します。
ふむ人はあまたあれども言の葉の 道の高嶺はたれかこゆらむ

(意味) 言の葉(和歌の道)に志していく人は、たくさんいるけれど、さて、その高嶺を越えて、真の奥義を窮めることは、どのくらいのものなのであろうか。みんなでそうなりたいものだ。

 う~、自分に言われているみたい・・・。

 でも、また和歌続けますね。

 言の葉を ことにおきかへ 心にも おきかへる道 歩みはじめて

 古代の日本人は、「こころ」と「こと」と「言葉」が一致していたそうです。その訓練が、和歌だったのでしょう。天子から庶民にいたるまで、詩を詠めた国など、世界中どこにもありません。でも、たった六十数年の戦後の誤った教育で、私たちは、その偉大なる文明を台無しにしてしまいました。ほんとうにもったいない。

 踊ったり跳ねたりしてわけのわからない歌謡曲なんかじゃなく、和歌の心を取り戻したいものです。

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このページは、宝徳 健が2011年7月23日 10:36に書いたブログ記事です。

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