百夜通い(8月21日の日誌)

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 百夜通いは「ももよがよい」と読みます。

 小野小町はご存知だと思います。
 世界三代美女としても有名ですね。クレオパトラ、楊貴妃、小野小町。クレオパトラ、楊貴妃は、稀代の悪女でもありますが。

 小野小町は平安時代の歌人です。有名な和歌に

 花の色は うつりにけりな いたづらに わが身世に経(ふ)る ながめせし間(ま)に

 「桜の花は、時を経るにつれて、むなしく色あせてしまった。この世のことを、いろいろ思いふけっているうちに(と読みながら、「自分もそうなんだろうなあ」と年を経るにつれて、衰えていく自分の美貌を嘆いている)」

 があります。高校時代この和歌を学んだとき、女性というのは、これほど美にこだわるものなのかとびっくりしたのを覚えています。

 小野小町にはいくつもの物語があります。そのひとつが、「奥義抄(おうぎしょう)」にある「百夜通い」です。深草少将(ふかくさのしょうしょう)という人が、小野小町に恋をします。小野小町は好みではないので、うっとおしく思います。そこで「私のもとへ百夜通ったら、あなたの意のままになりましょう」と深草少将に言ってしまいました。真に受けた深草少将は、小町の家に毎晩通いますが、百日目の夜に疲れて息絶えてしましましたとさ・・・。

 日本の文学は、世界でも類なき高いレベルにあります。明治維新のとき、源氏物語が自分たちの文学の何百年前に書かれたことを知った欧米人は、信じられない思いでした。

 私は78歳で仕事を終えたら、死ぬ108歳までの30年間、日本のことをとことん深めていくという夢があります。たこ焼き屋でもやりながら。そこで、不良学生を集めて、日本のことを教えていくと・・・。 楽しみだなあ。

 さて、今日からまた再開するルーティンです。
【ルーティン】
①私は毎朝、朝のおつとめをします(皇居遥拝、宗像大社遥拝、神棚拝礼)
②私は毎朝、3つの唱和をします(般若心経、教育勅語、大祓詞)
③私は毎朝、新しい暗唱を少しずつします(今は、大学と終戦の詔書を完璧に覚える)
④私は毎朝、定期クライアント先にメールします(用がないときは「何もありませんが」と)
⑤私は毎日、手紙を1通以上書きます
⑥私は毎日、本を5分以上読みます
⑦私は毎日、ブログを2個以上書きます
⑧私は毎日、仕事の書き出しをチェックします
⑨私は毎日、予定の確認と手帳の消しこみをします
⑩私は毎晩、三省します

【毎月やること】
 士魂商才
 手紙 150通以上
 読書 10冊以上
 新規提案 10個以上

【毎週やること】
 週計画・週検証

 今日の夜から帯広に入ります。行ってきまーす。みんなに会えるのが楽しみです。

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このページは、宝徳 健が2011年8月22日 08:26に書いたブログ記事です。

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