BCP(事業継続計画)

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 BIAの図り方とかでしたね。続けます。おっと、BIAとは「ビジネスインパクト分析」です。何かが起きたときに、どのビジネスにどのくらいのインパクトがあるかどうかを、それぞれの部署の「部課長・主任」レベルに質問形式で聞いていきます。
 まずは、業務が中断すると時間の経過とともにどのような影響が出るかを「収益/コスト」「顧客/取引先」「評判/信用」について、質問します。

 まずは、業務中断後の経過時間を質問の中で示します。「1」は24時間未満、「2」は1~3日、「3」は4~7日、「4」は8日以上です。

 その「1」「2」「3」「4」について、質問者にL、M、H、「-」を聞いていきます。どういうことかというと、たとえば、Aという事業で業務中断が「2」、つまり、1~3日だとすると、どのくらいの影響度があるかです。Lはライト。つまり、軽微な被害しかない。Mはミドル:かなりの被害となる、Hはヘビー、とてつもなく大きな被害となる。「-」は被害は生じない。というようなものです。それが今度は「3」つまり4~7日業務中断すると、L、M、Hにどのように変化するかを質問してきます。

 次にBCPでもっとも大切な要素のひとつ「RTO」について聞きます。これについては、次回書きます。

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このページは、宝徳 健が2011年8月13日 09:58に書いたブログ記事です。

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