このシリーズは右のカテゴリー「親父の生き様 親父のひとりごと」に格納されています。
番外編です。祖父が親父にあてた手紙を紹介します。二回に分けます。
番外編です。祖父が親父にあてた手紙を紹介します。二回に分けます。
「家よりの手紙によると相変わらず大元氣の様で何よりの事とよろこんで居る。時局眞(まこと)に重大の折、何よりも身体を大切にして御奉公を致せねばならぬ。父も内地に歸って歸鮮(きせん)の途中面會に立寄る予定であったが、前に知らせた通 非常に急いで歸ったので立寄れず残念でした。 父も元気で御奉公して居る。 父子二人軍務にふくし服し得られる事は、寳德家の為よろこばしい次第だ。しっかりやろうぞ。
敏子、正是から手紙が来る。家の者も皆元気のようだ。卓からは一つも手紙が来ぬが此頃學校の方がよくなったとか敏子より申し来た。治は大分歩く事が上手になったとか申して来た。
敏子、正是から手紙が来る。家の者も皆元気のようだ。卓からは一つも手紙が来ぬが此頃學校の方がよくなったとか敏子より申し来た。治は大分歩く事が上手になったとか申して来た。
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