和歌

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 小野小町の和歌と物語を紹介します。

 この女性とても魅力的です。恋をしてしまいそう。

 現代の見世物の芸能人なんかより、古代の日本人の方が比べ物にならないくらい素敵です。古代の日本人がアイドルになる日が来るといいな。
 
いとせめて 恋しき時は ぬばたまの 夜の衣を かえしてぞきる

 なんて、妖艶な歌なのでしょうか。熱情を哀切のこもる恋の歌です。小野小町は稀代の美女です。全国で多くの逸話を残します。北は青森県から南は熊本県まで、彼女の伝説は、枚挙に暇がありません。

 生没年も含めて、両親も身分も不詳の彼女が、なぜこれほどまでに支持されたのか。それは、全国を歩きながら小野小町を語った女たちがいたからです。

 そして、なんと言っても、丹後半島の伝承が素敵ですね。

 丹後半島に京丹後市大宮町ということろがあります。京丹後は、江戸時代は、若年寄を出す家系、京極氏の領地でした。丹後ちりめんで豊かな財政を築いていたようです。鬼平犯科帳に、京極氏が出てきますね。また、大河ドラマ「江」で、江の姉 初が嫁いだ先でもあります。

 大宮長は、山陰本線京都駅発の特急列車から、福知山で北近畿タンゴ鉄道に乗り換えて、全部で約2時間で行くことができます。

 駅から車で30分くらい走ると、大宮町五十河地区にはいります。丹後半島の中心部に位置する大宮町の東側にある五十河は、古代有力者の小野氏の所領でした。

 この五十河には、小町伝承があります。 次回書きますね。

 では、拙首です。

 それぞれが おのれが道を ひた進む ひさかたぶりの 友との会話

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このページは、宝徳 健が2011年8月27日 07:48に書いたブログ記事です。

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