中小企業白書解説

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 今日は「各種経済政策の政策効果」についてです。
 輸出に加えて、リーマンショック後の景気後退からの回復を牽引してきたのは、各種経済対策に支えられた個人消費でした。「エコカー補助金」「家電エコポイント」「住宅エコポイント」などです。

 これらのを白書は、実質GDPの寄与度という側面で見ています。実質GDPは、家計(消費+住宅)、民間在庫、民間企業投資、公共需要、輸出、輸入に分けられます。

 このうち家計(消費)から、日本の居住者の国外での直接購入を控除し、日本居住者以外の者の国内での直接購入を付加したものが、国内家計最終消費支出です。

 この屋内家計最終消費支出の支出項目をみると、2009年4-6月期以降、エコカー補助金や家電エコポイントの対象であった財が含まれる耐久財への支出が大きく伸び、2010年9月にエコカー補助金が終了したことなどにより、2010年10-12月期に減少に転じました。2010年1-3月期は、震災の影響により、さらに減少しています。

 次回は、エコカー補助金の効果を個別に見ていきましょう。

【私見】
 麻生政権の経済政策はかなりよく、海外の首脳が相次いで麻生首相に面会を求めました。なのに、メディアとそれにだまされた国民は、麻生首相をクソミソに言いました。国民の不勉強が国をだめにした例ですね。

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このページは、宝徳 健が2011年9月 3日 07:08に書いたブログ記事です。

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