このシリーズは右のカテゴリー「和歌」に格納されています。
葛城古道の続きです。
中に入っているお菓子の包装紙にまだ、和歌が書かれてありました。
金剛山下 わがふるさとは 雪降ると 十里へだてて 姉の声聞く 行松貞江
漂へる かほりは栗の 花と知る 君に別れの 手を振りしあと 前田多賀子
こういう良い歌に出合うと、私の和歌が稚拙さがわかりますね(笑)。
では、拙首です。
我(われ)が身に 病が全て あるからは 家族に病 近づけやせぬ
今日9月12日は亡くなった母の誕生日です。いつも「私がぜーんぶ、病気を引き受けているから、みんなは病気にならないよ」と言っていました。痛いとかつらいとかいう言葉を聞いたことがありません。親戚の人たちは、母は私にすごく厳しかったといいます。私には、そんな感覚はありません。確かに人前では、厳しい人でしたが、二人のときは、とても優しい母でした。九州の女性の教えです。
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