このシリーズは右のカテゴリー「和歌」に格納されています。
今日も葛城古道を紹介します。
一言主神社について。高天彦神社をすぎると一言主神社があるそうです。
祭神は、一言主大神と幼武尊(わかたけのみこと)です。一言主=事代主(ことしろぬし)と言われています。事代主は、一言の願いを叶える神とされています。言霊(ことだま)の神様です。事代主は、大国主命の子供です。
事代主は、賀茂一族の信仰の中心をなす神様で、葛城王朝を支えた重要人物として日本書紀にも書かれています。また「えびす様」としての信仰もあります。
この神社は、古くは葛城山頂にあったそうですが、山下に移したそうです。
雄略天皇が葛城山で猟をしたとき、向こうの方から、天皇と同じしぐさ、言葉を発するものが出現し、雄略天皇はこれを畏れてこれを拝しました。
日本は、天皇一族である「天つ神(あまつかみ)」と、地方豪族である「国つ神(くにつ神)」が融合していった国です。どうしても融合を嫌う地方豪族は、征伐しました。でも、虐殺はしていません。日本には虐殺の歴史はありません。
日本は素敵な国ですね。
では、拙首です。
いにしへの 神々宿る しきしまは あがすめみまの 平かな国
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