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なんか、人気シリーズになっちゃった~。でも、私も本当にわからないのです。このブログには、自分の勉強のために書いている記事もたくさんあります。パソコンさえ持っていれば、いつでもどこでも調べることができるから。 みなさん、一緒に年金を勉強しましょうね。
今日は中高齢の特例です。これは、何回かにわけます。さて、今日は、誰が登場するでしょう。
ありゃ、もうすぐ2時だ。いつの間に。これ書いたら寝ます。もうひとつ中小企業白書解説を書こうと思ったのに~。今日は、もう無理かな~。あちこち走り回るから。 今週はご不幸があったりして、時間がタイトだ・・・。
「ちょっと、あなた! 先月誕生日だったあなたに来た、年金特急便をみたわよ!あなたは昭和25年3月3日生まれ。厚生年金の報酬比例部分が出る年になるじゃない。なのに、何よ! 年金受給に必要な、25年の加入を満たしていないじゃない。なぜ、18年しか入っていないのよ!どうするのよ!」
小野小町さん(またこの人ですみません。大好きな人なので)は、旦那の深草少将に迫ります。
「だ・だいじょうぶなんだ。まあ、40年払っている人とくらべて金額は安くなるけど」
「何が大丈夫なのよ! そんなはずないでしょ? しっかり説明しなさい」
あな悲し これが私の 夫なの こんなバカとは 知らなかったわ
小町さんは、嘆きの和歌を詠います。
「ちゅ・ちゅ・ちゅ」
「は~!!!??? こんな馬鹿なことしておいて、何、キスなんかねだってるのよ。もう、20年もしてないし、気持ち悪いわ。そんなことより、早く説明しなさい!」
「ちゅ、中高齢の特例というのがあるんだ。僕の年は、18年入れば、20年加入したものとみなしてくれるんだ」
「何を言ってるのよ! 25年でしょ!」
バシッ! 小町さんはついに、深草少将の足を蹴ってしまいました。
「違うんだ。昔は、20年加入で年金が支給されたんだよ。今でも昭和27年4月1日以前の生まれの人は、20年加入で出るんだよ」
「は~っ?」
「男性で40歳以上、女性で35歳以上の年齢の期間にその誕生日に応じた厚生年金に入っていればいいんだ。
昭和22年4月1日以前生まれ:15年
昭和22年4月2日~昭和23年4月1日:16年
昭和23年4月2日~昭和24年4月1日:17年
昭和24年4月2日~昭和25年4月1日:18年
昭和25年4月2日~昭和26年4月1日:19年
なんだよ」
「あら、そうなの?」
「すでに25年以上有る人は関係ないけど。それに、期間は短いけど、3つのメリットがあるんだ」
「早く話しなさい!」
「加給年金がつくんだ(年金がようわからん①を参照)。さっき言った年齢の期間に、これもさっき言った年収に加入していれば、20年以上なくても加給年金がもらえるんだ。当然、妻である、小町さんに対する特別加算も付くんだよ」
「あら、そうなの? あと二つは?」
「ちょっと待って、蹴られたところたいたいから、まず、シップを貼らせてよ。それから説明するから」
「何よ、男でしょ?」
情けない それでもあなた 男なの シップを貼って 説明してよ
小町さんはいらいらして待っています。つづく
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