東京裁判が成り立たなくなるためGHQ総司令官 ダグラス・マッカーサーが闇に葬った「東條英機宣誓供述書」を解説し、大東亜戦争が侵略戦争などではなかったという、至極当たり前のことを証明しています。
さて、開戦前の1941年(昭和十六年)十二月五日の御前会議の続きです。統帥部から説明のあった四点の解説です。今日は二番目からです。
東條英機が「天皇陛下の開戦責任」について、力を入れて東京裁判の検察側へ意見を申し立てています。 とても大切な部分なので、何回かに分けてゆっくりと解説します。
内閣及び統帥部の「輔弼(ほひつ)」及び「補翼(ほよく)」という言葉を東條英機は、この宣誓供述書の中で述べています。輔弼というのは、政府関係で天皇を助けること、補翼は軍事関係で助けることで、それぞれがその全責任を負うということです。
まず首相の任命に関してですが、以前は元老から首相候補の推挙を受けて、天皇陛下が組閣を命じていましたが、元老がいなくなってしまっていましたので、内大臣の木戸幸一の進言によって組閣がなされていました。天皇陛下がこれらの推薦及び進言をしりぞけ、自分の好きな者に組閣を命じられてという例はありません。つまり、東條英機は、ここで自分が首相になったのは天皇陛下の責任ではないと主張しています。
堂々たる主張です。平和と言う言葉を知らないアングロサクソンの連中にはこのことは理解されにくかったでしょうね。この辺からアングロサクソンは頭の中に「?」が走り始めたことでしょう。何で他人をかばうのかと。
権利を主張しないことを彼らは「バカ」と言います。欲しいものを奪わないことを悪とします。だから、世界が乱れ、そして、いろいろなことが足りなくなります。 サブプライムなんてまさにそうです。日本の労働法規もまさにそうです。アングロサクソンに入れられた、悪の不要物です。
かつての日本人は、権利よりも義務を優先しました。これが武士道です。奪い合って足りなくするよりも、分け合って余らせました。併合後の朝鮮に対しても台湾に対して、そして、独立後の満州に対しても。
みなさん、正しい歴史を学びましょう。そうすれば、民主党に政権をとらせるなどという、愚かな行為をしないようになります。誰が正しいかではなく、何が正しいかです。
次回は、統帥部の穂翼について解説します。
コメントする