和歌

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 藤原敏行という人の歌です。古今集に載っています。

 秋きぬと 目にはさやかに みえねども 風の音にぞ 驚かれぬる
「立秋の日に詠まれた。まだ残暑がきびしい頃である。秋が来たと目には鮮やかに見えないけれど、これまでとは違う風の音には驚かされる。もう秋が来たと感じずにはいられない。」

 日本人は、この情緒を持つがゆえに世界でもっとも平和な国なのでしょう。日本とは何か。私たち国民が自問自答するときです。

 では、拙首です。

脱いでいた 上着をはおり 振り返る 他の人もまた 上着をはおる

 秋ですね。 

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このページは、宝徳 健が2011年10月 1日 11:14に書いたブログ記事です。

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