TPPの愚その22(11月27日の日誌)

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 産経新聞に掲載された京都大学 佐々木啓思教授の記事の続きです。
「しかし、そのが場合に「国を開くことは善」であり「日本は国を閉ざしている」などという前提から出発すれば、日本経済を全面的に自由化すべし、というアメリカの要求にどうやって対処するのであろうか。これでは、最初から、「われわれは国を閉ざした変則国家です」といっているっようなものである。もしこの状態で「国益」のためにTPP参加を断念することを宣言すれば、それは「日本はグローバル・スタンダードに従わない独善国家だ」といっていることになる。この悪評をはねのけて、それでも「国益」のたねにTPPに不参加という決断を下すだけの政治力と信念があるとは思えない。とすれば、事実上「国益」などとは無関係に、全面自由化、市場開放、競争力強化といった名目でアメリカ主導のルール作りに巻き込まれてゆくことは目に見えているではないか。実際には、「国益」というものは、それほど簡単には定義できない。賛成派も反対派も自派こそが「国益」を実現するというが、「国益」を測るのは難しい。「国益」を仮にGDPの増減という経済効果で測るとしても、試算によって大きく見解が分かれるようで確定的なことはいえまい。そもそもルールがまだ決まっていないのだから、本当の試算などやりようがないのである。私は、TPPの具体的な様相について詳しいわけでなく、その効果についても特に意見があるわけではない。ただこういう場合には、「原則」に立ち返りたいと思う。そして「原則」からすればTPPには大変に大きな危惧をもたざるをえない。それはこうである」 つづく

 次回は、なるほど~と思う内容です。三橋貴明さんも、中野剛志さんも、この着眼点はなかった。お楽しみに。

【11月26日の食事】
朝ごはん:ホテルの朝食
昼ごはん:駅弁
夜ごはん:ます寿司とブリ寿司

【ルーティン】 

①私は毎朝、朝のおつとめをします(皇居遥拝、宗像大社遥拝、神棚拝礼):○24/27
②私は毎朝、3つの唱和をします(般若心経、教育勅語、大祓詞):×18/27
③私は毎朝、新しい暗唱を少しずつします(今は、大学と終戦の詔書を完璧に覚える):×6/27
④私は毎朝、定期クライアント先にメールします:○20/27
⑤私は毎日、手紙を1通以上書きます:○17/27
⑥私は毎日、本を5分以上読みます:○27/27

⑦私は毎日、ブログを2個以上書きます:○27/27
⑧私は毎日、仕事の書き出しをチェックします:○27/27
⑨私は毎日、予定の確認と手帳の消しこみをします:○27/27
⑩私は毎晩、三省します:○27/27
⑪私は毎日、和歌を一首以上詠みます:○16/16
⑫私は毎朝、仕事の夢を声を出して読みます:○16/16
(255/304 83.9%)

【毎月やること】
 手紙 150通以上 128
 読書 10冊以上 7冊
 新規提案 20個以上 7
 新ビジネスモデルづくり20個以上 4
 士魂商才:11月号:○
 ※一日出かける日は、を1つ、半日出かける日は、2つ、一日事務所にいる日は3つ以上の未決懸案事項をやります。:2個です。

【毎週やること】
 週計画・週検証(毎週土曜日近辺にやります)
11月5日:○、11月11日:○ 11月21日:○ 11月25日:○

【期日目標をひとつ】
年内に、「活学講座 安岡正篤著 致知出版社」を10回読みます。

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このページは、宝徳 健が2011年11月28日 06:34に書いたブログ記事です。

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