このシリーズは右のカテゴリー「ひとりごと 宝徳 健」に格納されています。
北京のホテルに着いてレストランに行きました。
北京のホテルに着いてレストランに行きました。
当時の支那は、なんとかこの貧困を脱しようと必死でした。欧米のまねをしたり、日本の真似をしたり。特に日本の真似をしようとしていました。
宿泊した北京飯店は、他の都市とは違う近代的な施設でした。スタッフも全員英語が通じます。
でも、まねだけでは・・・・。
レストランでメニューを見ました。西安とは違い、本物の洋食もありました。突然宿泊しても、メニューはどれでも食べることができました。「メイオー(ない)」という言葉はスタッフから返ってきませんでした。
私は、普段はあまり野菜サラダはあまり好んで食べません。でも、このときは、そういうメニューに飢えていたのですね、野菜サラダを一番に注文しました。
野菜サラダが出てきました。ドレッシングがありません。スタッフに英語で「ドレッシングを下さい」と言いました。
支那の得意中の得意がはじまりました。興味があること、わからないことがあると、私たちの周りを10人ぐらいが取り囲み協議します。
このときも、私たちのテーブルを10人ぐらいのレストランスタッフが取り囲み、「ドレッシングとはなんだ」と答えの出ない協議をしていました。彼らは野菜サラダを食べるという習慣がないのでしょう。ドレッシングの存在を知らなかったのです。
「たとえば、マヨネーズとかトマトケチャップとか、そういうもので作った野菜サラダにかけて食べるものだ」
と私たち二人は説明しました。すると、スタッフは「Oh,dressing is tomato ketchup!」
と全員が叫び、納得した顔で、私たちのテーブルを去っていきました。全員が。
その後、スタッフの一人が、大きなトマトケチャップの瓶を持ってきて、私たちのテーブルに「ドン!」と置いて、得意満面の顔(どや顔っていうんでしたっけ?)を私たちにプレゼントしてくれました。
「・・・・・」
二人は言葉を発しないで、黙って、野菜サラダにトマトケチャップをつけて食べました(笑)。
さあ、次の日。北京の初日は万里の長城に行こうということになりました。
宿泊した北京飯店は、他の都市とは違う近代的な施設でした。スタッフも全員英語が通じます。
でも、まねだけでは・・・・。
レストランでメニューを見ました。西安とは違い、本物の洋食もありました。突然宿泊しても、メニューはどれでも食べることができました。「メイオー(ない)」という言葉はスタッフから返ってきませんでした。
私は、普段はあまり野菜サラダはあまり好んで食べません。でも、このときは、そういうメニューに飢えていたのですね、野菜サラダを一番に注文しました。
野菜サラダが出てきました。ドレッシングがありません。スタッフに英語で「ドレッシングを下さい」と言いました。
支那の得意中の得意がはじまりました。興味があること、わからないことがあると、私たちの周りを10人ぐらいが取り囲み協議します。
このときも、私たちのテーブルを10人ぐらいのレストランスタッフが取り囲み、「ドレッシングとはなんだ」と答えの出ない協議をしていました。彼らは野菜サラダを食べるという習慣がないのでしょう。ドレッシングの存在を知らなかったのです。
「たとえば、マヨネーズとかトマトケチャップとか、そういうもので作った野菜サラダにかけて食べるものだ」
と私たち二人は説明しました。すると、スタッフは「Oh,dressing is tomato ketchup!」
と全員が叫び、納得した顔で、私たちのテーブルを去っていきました。全員が。
その後、スタッフの一人が、大きなトマトケチャップの瓶を持ってきて、私たちのテーブルに「ドン!」と置いて、得意満面の顔(どや顔っていうんでしたっけ?)を私たちにプレゼントしてくれました。
「・・・・・」
二人は言葉を発しないで、黙って、野菜サラダにトマトケチャップをつけて食べました(笑)。
さあ、次の日。北京の初日は万里の長城に行こうということになりました。
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