日本人度①(1月12日の日誌)

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 以前、この日誌で、私たち戦後の日本人の「日本人度」が低下していると述べました。偶然ですが、こんなことがありました。
 私の出光興産時代の先輩に、新保祐司さんという方がいらっしゃいます。東大文学部卒です。今は、出光を辞め(私より早く)、文芸評論家と都留文科大学の教授をやっていらっしゃいます。

 新保さんが、産経新聞の「正論」で、「日本の精神の『城壁』を築くとき」という記事を書いていらっしゃいました。そこに日本人度という言葉が出てきています。ちょっと長くなりますが、何日かに分けて紹介していきます。

「多事多難であった今年も、あと2日となった。いずれの年も人の世は艱難の連続であるが、今年は就中(なかんずく)国難というべき年であった。

国難の中で国家意識した今年

 東日本大震災とそれに伴う原発事故は、日本人が久しく忘れていた国難という言葉を思い出させたが、政治や経済の状況もまさに国難といっていいほどの惨状を呈している。災害からの復興は徐々になされていくとしても、政治や経済、そして国防や教育などに関係した国難は、日本人のこれからの難題に対して取る行動によっては、来年以降、一層過酷なものとなるであろう。

 今年の苦境の、唯一日本人にとって逆説的にいい意味があったのは、国難という事態を痛切に感じさせて、国家の存在を重く受け止めるようになったことである。国家意識がなく、市民運動のレベルで国の運営ができると高を括(くく)っている政治家の跋扈(ばっこ)は、これで抑えられるのではないか。

 このような国家意識の希薄な平成の世に生きていると、明治という偉大な時代に思いを馳せざるを得ない。司馬遼太郎は、『明治という国家』と題した本を著したが、まさに明治とは国家だからである。スペシャルドラマ「坂の上の雲」は、第1部、第2部に引き続き、12月に放映された第3部も感動して見た。この感動のよってくる源泉は、原作とかドラマの演出とかに関係なく、日露戦争そのものが私のここをを打つからに他ならない。この戦争に近代日本の栄光と悲劇が現れているからである」つづく。

 私の大好きな先輩です。

【1月12日の食事】

朝ごはん:食べなかった
昼ごはん:近江牛の定食をごちそうになりました
夜ごはん:Wさんと焼き鳥

【ルーティン】 合計15項目 メタメタです
①私は毎朝、朝のおつとめをします(皇居遥拝、宗像大社遥拝、神棚拝礼):○11/12
②私は毎朝、3つの唱和をします(般若心経、教育勅語、大祓詞):×9/12

③私は毎朝、新しい暗唱を少しずつします(今は、大学と終戦の詔書を完璧に覚える):×4/12
④私は毎朝、定期クライアント先にメールします:×7/12
⑤私は毎日、手紙を1通以上書きます:×4/12
⑥私は毎日、本を5分以上読みます:○12/12
⑦私は毎日、ブログを2個以上書きます:○12/12
⑧私は毎日、仕事の書き出しをチェックします:○12/12
⑨私は毎日、予定の確認と手帳の消しこみをします:○12/12
⑩私は毎晩、三省します:○12/12
⑪私は毎日、和歌を一首以上詠みます:○12/12
⑫私は毎朝、仕事の夢を声を出して読みます:×9/12
⑬私は毎日、五年間の夢を読みます:×6/10
⑭私は毎日、一年間の夢を読みます:×5/10
⑮私は毎朝、24年度の事業計画に目を通します:×4/10
(133/174 76.4%) 

【毎月やること】
 手紙 150通以上 64
 読書 10冊以上 4冊
 新規提案 10個以上 3
 新ビジネスモデルづくり10個以上 0
 士魂商才:1月号
 ※一日出かける日は、を1つ、半日出かける日は、2つ、一日事務所にいる日は3つ以上の未決懸案事項をやります。1つです。

【毎週やること】
 次週計画・今週検証(毎週木曜日近辺にやります) 
 1月6日:○ 今日と明日でやります

【期日目標】 
1月中に、「活学講座 安岡正篤著 致知出版社」をもう10回読みます。:今3回目
1月中に、「誰にでも仕える民事信託」のケーススタディ問題を完成させます。:1/3できた
1月中に、ファシリティマネジメントの予想問題を作ります。:まだ未着手
1月中に、農商工連携e-ラーニング「農業(80分)」「林業(80分)」「漁業(80分)」完全把握学習

【行動規範】
いつも最悪の事態を想定せよ
そして、今日一日の最良の行動をとれ
自分のことばかりしゃべるな
自分以外の人に強い興味を持て(ただし、必要以上に期待をかけるな、過去の出来事のこだわるな)
自分の馬鹿さかげんを常に思い出せ
人から受けた恩は忘れるな
人へ施した恩はすぐに忘れろ
小さな仕事こそ丁寧にや

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このページは、宝徳 健が2012年1月13日 05:36に書いたブログ記事です。

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